12月4日放送されたラジオ『真夜中のハーリー&レイス』。
新日本の実況でお馴染みの清野茂樹さんがパーソナリティを務めるラジオ番組ですが、先週のゲストはなんと柴田勝頼が登場。
今年の1・4東京ドーム大会で久しぶりにプロレスルールで成田蓮と闘い、11月にはAEWでオレンジ・キャシディとのタイトルマッチに臨んでいました。
今年2度目となる清野さんとのタイトルマッチでは、どんな話が飛び出すのか。
【闘魂は新日本プロレスに連鎖するのか!?】NWA総会は580回目の防衛戦として、新日本プロレスの柴田勝頼(43)を挑戦者に指名した。先月5日のAEWに続く王座挑戦で、生まれたときから新日本プロレスのすぐそばにいた男が何を語るのか興味津々。試合は12月4日(日)21時半に放送される。(番記者)#美獣 pic.twitter.com/MGbnbIL0qt
— 真夜中のハーリー&レイス (@HandsomeRace) December 2, 2022
初登場となった『真夜中のハーリー&レイス』で初めに語ったのはアントニオ猪木さんについて。
アントニオ猪木さんがいなければ、柴田勝頼自体存在しなかったとのこと。
猪木さんが新日本プロレスを旗揚げする時に、父柴田勝久さんを呼ばなければ、父と母が出会うことはなかっただろうと語りました。
他にも興味深い内容を数々語っていたので、その一部を紹介したいと思います。
【12月4日(日)21時30分~放送!】
ラジオ日本『真夜中のハーリー&レイス』に柴田勝頼が出演!
番組が保持するNWAのベルトにトークで挑戦!
放送中は番組ハッシュタグ「#美獣」でのツイートも大歓迎です。https://t.co/I2JohNtFWe#njpw pic.twitter.com/LvEEoTp04w
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) November 30, 2022
▪︎アントニオ猪木の訃報を聞いたとき、率直に猪木さんでも終わりがあるんだと思った(死が一番遠い存在だと思っていた) ▪︎(猪木さんは)ただただカッコいい ▪︎猪木さんは新日本プロレスの見本であり、プロレスラーの見本 ▪︎自分の中で黒のショートタイツが履けなくなったら終わりと思っている ▪︎格闘技に挑戦していたときもプロレスラーとして闘っていた ▪︎黒のショートタイツで若手(ヤングライオン)と差を出せないとダメだと思っている ▪︎(G1の優勝決勝戦の望む棚橋弘至のセコンドについた際、『新日本をみせろ』と語ったが「新日本とは何なのか」という質問に対して)『何なんでしょうね(笑)』と語る ▪︎新日本らしさって何なんだろうと最近よく考える ▪︎新日本をシンプルにシンプルにしたものをLA道場生に教えている ▪︎最近ストロングスタイルに付いてずっと考えている ▪︎(柴田の闘い方をストロングスタイルと評されるが)自分で自分の闘い方をストロングスタイルって言ったことはない ▪︎プロレスに答えはない ▪︎(新日本プロレスにストロングスタイルは必要という質問に対して)それは必要。今は無くなりかけている ▪︎だからストロングスタイルだと思うことをLA道場で教えている ▪︎教え子には強くなって欲しいと思い、強くなったら1つの答えになると思う 引用:真夜中のハーリー&レイス |
2018年のG1クライマックス優勝決定戦で、棚橋弘至のセコンドに就いた柴田。
対戦相手が飯伏幸太でそのセコンドにはケニー・オメガが付いていて、棚橋に対しセコンドに就こうかと前日に柴田から提案したそうです。
棚橋が不利な状況だと悟った柴田は、何か新日本が負けてるような感じがしてセコンドに就いたと語っていました。
その際、棚橋に『新日本をみせろ』と檄を飛ばした柴田。
清野さんに『新日本とは何か?』と問われましたが、最近はよくそのことについて考えていると答えていました。
ちなみに棚橋のセコンドに就く件は新日本関係者に話さなかったとのこと。
最近、新日本プロレスとは何なのか、ストロングスタイルとは何なのかを考えていると言いました。
柴田勝頼でさえストロングスタイルを言葉で説明することは難しいと述べましたが、新日本プロレスにストロングスタイルは必要と答え、今は無くなりかけていると答えています。
もしストロングスタイルが無くなりかけているならば、それを口にする選手がもっと出て欲しいですし、新日本プロレスに柴田勝頼が足りないのでしょう。
今年の試合はこれで終わりかどうかはまだ分からないと語った柴田。
タッグリーグの優勝決定戦が行われる仙台大会や、年内最後の後楽園ホール大会に姿を現す可能性もゼロではないのでしょう。
2022年は2試合ともプロレスルールで闘った柴田が、次はいつ、どこでプロレスをするのか。
柴田の目の前に『俺がストロングスタイルだ』と主張する選手が現れて欲しいものです。
— 柴田勝頼 / Katsuyori Shibata (@K_Shibata2022) November 11, 2022