ウィル・オスプレイが対戦を熱望する他団体レスラー2人

丸藤正道、ウィル・オスプレイ、AZM【撮影:koba】
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のG1クライマックス優勝決定戦でオカダカズチカとの激闘を繰り広げ、英国人として初となるプロレス大賞・ベストバウト賞を受賞したウィル・オスプレイ。

今年の東京ドーム大会ではケニー・オメガに敗れバックステージでは意味深発言をしていたオスプレイですが、『あと1年だけ、この犠牲を払うという状況に身を置こう』発言の真意について言及しました。

 

『あと1年だけ』発言の真意

 

 ――試合後は「あと1年だけ犠牲を払う状況に身を置く。そこから先は俺の勝手だ」とも発言

 オスプレイ この2年、俺はケガでIWGP世界ヘビー級王座を失ったり、去年は腎臓の病気で本当に死にかけたり、そういう困難を乗り越えて精一杯働いてきた。そしてついに東京ドームで世界が注目する試合にたどり着いたんだけど、完敗してしまった。本当に悔しすぎる敗北だった。だから自分で厳しい目標を設定しなきゃいけなかった。「やるのか、死ぬのか」。この1年間は、自分がトップに戻るだけでなく、新日本を世界のトップに戻す。それだけの思いをもってこの1年やっていくという意味で、自分ならできると思っている。

引用:東スポWEB

 

海外メディアに対するインタビューで、来年が5年結んでいた契約が終了する年であることを語ったオスプレイ。

 

その発言後の『あと1年だけ』に不安を感じていましたが、厳しい目標を達成するための意気込みだと知り安心しました。

さらに、これからの1年で自分自身がトップに戻るだけではなく、新日本を世界のトップに戻す発言は心強い発言です。

インタビューではケニー・オメガへのリベンジとUSヘビー奪還を掲げているのも注目でしょう。

日本のみならず海外でも絶賛された1・4のケニー戦ですが、1年以内に再び激突する可能性も期待できます。

 

ウィル・オスプレイが実現を熱望するドリームマッチ

 

昨年は国内外のプロレス団体との禁断の扉が開いた新日本。

団体の枠を飛び越えたドリームマッチが期待される中、オスプレイは闘いたいレスラーの名前を2人挙げました。

 ――US王座以外に取りたいタイトルや、戦ってみたい相手は

 オスプレイ もちろんIWGP世界ヘビー級は欲しいよね。戦ってみたい相手は丸藤(正道=ノア)だ。子供のころから好きだったし、とても影響を受けた選手だから一度は試合をしたい。あともしまたスターダムと合同興行があるならAZMと組むか戦うかしてみたいね。俺は何度もスターダム道場を訪れてるし、彼女が14歳の時から見ている。プロレス界の娘みたいな存在だ。もしそれらの試合が実現したら、2年連続ベストバウトもイージーだよ(笑い)。

引用:東スポWEB

 

プロレスリング・ノア(以下NOAH)の丸藤正道へのリスペクトを語ったオスプレイ。

試合でも丸藤ムーブを取り入れているオスプレイは、憧れの選手とのドリームマッチを熱望しています。

 

昨年、今年と開催されたNOAH対抗戦にまだ出場していないオスプレイ。

来年以降の対抗戦の目玉として、新日本としても「オスプレイ vs 丸藤正道」は温存しているのでしょう。

このオスプレイの発言に、NOAHの丸藤も満更ではない反応を示しています。

 

一方でスターダムのAZMと組むか試合をしてみたいと語ったオスプレイ。

スピーディーな試合展開で海外での評価も高いAZMとの試合は、まさしくドリームマッチ。

闘っても組んでも異次元な攻防が繰り広げられるでしょう。

オスプレイの発言を目にしたAZMも、パートナーとして一緒に闘うことを熱望しました。

 

ビッグマッチである札幌大会2連戦では、Just 4 Guysのタイチとのシングルマッチが決まっているオスプレイ。

ベルトがあってもなくてもトップレスラーの一人として、今年も新日本を牽引する活躍を期待しています。