日本追放となったジェイ・ホワイトにオスプレイが惜別メッセージ

ウィル・オスプレイ、ジェイ・ホワイト【撮影:koba】
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THE NEW BEGINNING in OSAKA」でヒクレオに敗れ日本追放が決まったジェイ・ホワイト。

自ら提案したルーザーリーブ・ジャパンマッチでしたが、かつてバレットクラブの未来と称したヒクレオを“新日本の未来”に昇華させる結果となりました。

試合後は解説席の棚橋弘至と拳を合わせるという意味深行動を取りましたが、これが何を意味するのかは不明です。

 

バックステージで海外遠征への壮行試合振りに日本語を話したジェイ。

傷心しきった様子ではあるものの、あくまで日本追放であり、新日本プロレスから離れる訳ではないことを明言しました。

『そうだ、ヒクレオのいう通りもうスイッチブレードの時代は終わったかもしれない。 タマにもオカダにも負け、ついにはヒクレオにまでやられてしまった。 君の信念や運命が揺らいでしまう。 ひとまず俺は行く。 俺はまだ終わってない。ここで終わるわけにはいかない。

日本では終了かもしれないが、 『NEW JAPAN STRONG』、パパが帰るから待ってろよ。 ビリー・キングストン、サンノゼで会おう。 ハハハハハ。 キングストン、お前には負けない。 俺はここで愛するものを失ったんだ。
ヒクレオごときに奪われた。 本当は君にも来て欲しいでも少し時間をくれないか』

引用:新日本プロレス

 

ウィル・オスプレイがジェイ・ホワイトにメッセージ

 

ジェイ・ホワイトの敗北と日本追放という事実は、同じ新日本のレスラーの耳にも届いたことでしょう。

トップ外国人レスラーの1人としてジェイと共に新日本を引っ張ってきたウィル・オスプレイは、試合後SNSで惜別メッセージを贈りました。

“こんなこと言っても信じないだろうが。

定期的にバカ呼ばわりされなくなるのは寂しくなる。

俺たちは似ているようでいて、全く違う。

おまえを殴って、おまえがどれだけ成長したかを見るのは楽しかった。

お前がどこへ行っても俺が贈ったスーツが役立つといいな”

 

かつてはCHAOSの一員だった2人。

歩んだ道のりは正反対な2でしたが、オスプレイだから理解できるジェイの苦悩もあるのでしょう。

しかし、ジェイはこのメッセージに対し“Fuck off, Will.”(うせろ、ウィル)と返答しています。

寂しさを口にしたはずのオスプレイも、気が変わったとリツイートしました。

“気が変わった。お前の対向車線を歩いてやる”

 

ちなみにここで言うオスプレイが贈った『スーツ』とは、今年の1・4東京ドーム大会前にジェイにプレゼントしたもので、年始早々こんなやり取りをしていました。

“やぁジェイ、キミにお似合いのスーツを持ってるよ。DMしてくれれば送ってあげるよ”

 

この後、ジェイはオスプレイから貰ったスーツを着た動画をInstagramのストーリーズにアップさせていましたが、洋服ではないバルーンコスチュームで…

 

バレットクラブのメンバーの反応

 

一方でバレットクラブのメンバーは、ジェイの日本追放にどんな反応をしていたのかは気になるところです。

同じ日にNEVER無差別級王座に挑んだエル・ファンタズモは、素直に悲しい心情をSNSに投下しました。

 

現在のバレットクラブの古株メンバーであるチェーズ・オーエンズは、1つの時代の終わりであり、新たなバレットクラブが始まると予告しました。

“ジェイ、ありがとう。
俺は今、バレットクラブの4つの異なる時代のうち3つに参加している。バレットクラブで2番目に長いメンバーとして、8年以上にわたって絶対的な最高の男たちから学ぶことができた。そして1つの時代が終わると、別の時代が始まるということを学んだ。またね、すぐ日本に行くから”

 

ジェイが日本を追放になることは確定ですが、2度と日本に戻って来ないなんてことはないでしょう。

これからNJPW STRONGは新たなフェーズに入るため、軸となるリーダーは必要です。

アメリカで充電期間を経たジェイ・ホワイトが、“スイッチブレード”ではない新たな名前で日本に戻ってくると予想したいと思います。

新しい名前ので再上陸まで、しばしのお別れとなりそうです。