タイチが口にしたヒントを逆説的に考えたら浮かび上がった新メンバー

ランス・アーチャー【撮影:Koba】
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のビッグマッチである両国国技館大会まであと2日。

IWGP世界ヘビー級選手権含め6つのタイトルマッチが行われますが、最も注目を集めているのはJust 5 Guys(以下J5G)の新メンバーが誰なのかということでしょう。

他団体に所属していた選手なのか、新日本プロレス内の選手なのか全く分からない状況ですが、ヒントがないわけではありません。

メディアのインタビューに答えたJ5Gのタイチが2つのヒントを口にしていました。

大会後に取材に応じたタイチは気になる「X」について「お前に最高のヒントを一つ与えてやるよ。日本人、もしくは外国人。年齢は20代から60代、性別は男性だ」と回答。ほぼ全レスラーが当てはまる条件で煙幕を張りつつも「逆に『金丸がいなくなって良かったね』っていう、これからの5人が見えるって感じかな。ここで加わる新しい男と、どこで誰がつながってたの?ってなるはずだよ」と不敵な笑みを浮かべた。

引用:東京スポWEB

 

1つ目のヒントは【日本人、もしくは外国人。年齢は20代から60代、性別は男性】というもの。

ほぼ全レスラーが当てはまる条件ですが、これまで全員が日本人選手だったJ5Gに外国人レスラー枠の可能性が加わったと言えます。

 

そしてもう1つのヒントが、『ここで加わる新しい男と、どこで誰がつながってたの?ってなるはずだよ』という発言。

このタイチの発言通りなら、新メンバーは新日本の選手ではなく、他団体で活躍していた選手ということになるでしょう。

この発言を真に受ければ、以前の予想もあながち遠くないものと思えてきます。

 

最大のヒントが開示された状況ですが、一方でタイチが新メンバーに繋がるヒントを正直に話すのかという疑問が浮かびます

もしファンの予想を惑わすための発言だとすれば、『どこで誰がつながってたの?』発言が真逆の可能性も考えられるでしょう。

元々は解散した鈴木軍のメンバーが自然と集まって生まれたユニットです。

もしかしたら、新メンバーは元鈴木軍という可能性もあるのではないでしょうか。

 

J5Gのメンバーの大半と繋がっていた選手(元鈴木軍)

両国国技館大会の試合に組まれていない選手

日本人、もしくは外国人選手

 

つまり、J5Gの新メンバー候補にAEWのランス・アーチャーも入るのではと考えています。

ランス・アーチャー【撮影:Koba】

 

昨年12月の鈴木軍ファイナルに登場したランス・アーチャーですが、バックステージでこのような発言を口にしていました。

ランス『ここ数年あることが俺をイラつかせ
ていた…。俺はこの世界で然るべき形で働いた。俺は誰にも媚びず、暴れてきただけだ。バックステージで (上層部に気に入られようと) 駆け引きしたりなんかもしてねぇ。
それで俺が何を得たって言うんだ!? 何もだ!こんなのウンザリだ!俺の実力や可能性は、みんな知ってるだろ!
だから俺がアメリカに、AEWに帰ったときに、俺を弄ぶのはやめてくれ!俺というモンスターを鎖から放してくれ!俺がこの世界でできることをやらせてくれ!誰かがこのツケを払わなけりゃいけないんだ。こんなのウンザリだ。こんなときに悪態をついて、怒り狂ってしまってすまない。俺はずっと、多くの戯言に耐えてきたんだ!俺はこの世界でトップに立たなければいけない!長年俺は、脇役でいた!それは新日本でもAEWでも同じ、脇役だ!

だが、それももう終わりだ!俺はすべてを変えて、お前らにぶつけてやる!これは俺の時間だ。お前ら(上層部)の決断を待つのはもうゴメンだ。モンスターを解き放たせてくれ』

引用:新日本プロレス

 

ランスの心の叫びとも言える発言がありましたが、状況が変わったかと言えばそうではないでしょう。

新たな闘いの場としてAEWで闘うようになったランスですが、決して“モンスター”は解放されていません。

 

歴代の外国人レスラーの中でも、ランスは多くの日本のファンに支持されるレスラーです。

もし、J5Gの新メンバーがランス・アーチャーなら、両国国技館は興奮のるつぼと化すことでしょう。