棚橋弘至がバレットクラブ入りしたデビッド・フィンレーについて言及

棚橋弘至、デビッド・フィンレー【撮影:koba】
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1回目の旗揚げ記念日大会について棚橋弘至が語った今週の「棚橋弘至のPodcastOff!」。

オカダカズチカとのサンノゼでのタイトルマッチ翌日の朝食の会話から始まり、そのオカダとIWGPタッグ王座に臨んだ感想などを語りました。

 

中でも気になった話がが、3・6大田区総合体育館大会でバレットクラブに加入したデビッド・フィンレーについて。

フィンレーの才能を賞賛しつつヒールターンした理由を考察。

歴代バレットクラブリーダーの標的とされてきた過去があるだけに、今回もフィンレーにジャンプ台として狙われるのではという予想を語りました。

棚橋『元々、プロレスはめちゃくちゃ巧くて、一つ浮上のキッカケに肉体改造があるということで、僕は早く食事もしっかりやって肉体改造やってって言って、凄く上がってきたんですよ。身体付きも良くなってちょっと絞ってね。そこでまた天井来たんですよね』

真下『行けるところまで行ってしまったと』

棚橋『肉体改造とアレで一つ壁を越えたんですけども、またその上の壁があった時に本人も考えたんじゃないですかね。次の壁の越え方というか

真下『肉体の部分、フィジカルの部分でここまで来れた。しかし、もうひと段階プロレスでは上の部分があると』

棚橋『タイミング的にリーダーであったジェイ・ホワイトが去って、バレットクラブのリーダー的なポジションがポンっと空いたわけですね。ジェイを追い出すという実力行使をして、まあリーダーという形ではないのかもしれないですけども、歴代リーダーいるじゃないですか?(プリンス)デビッドがいて、AJ(スタイルズ)がいて、ケニー(オメガ)がいて、そしてジェイがいて。次誰来るんだろうというのはファンは自然と考えてしまうので、そこにフィンレーが来るんじゃないかと思いますね。ビジュアルも変えてきたじゃないですか?黒にしてちょっと白髪が入って』

真下『黒々とした髭というかね』

棚橋『レスリングのサラブレッドの遺伝子というか、お父さんがアメリカで成功したレスラーなので主戦場をアメリカに移すというのは近い将来もっと早く来るかと思ったんですけど、一番長く新日本にいるわけじゃないですか。だからこその覚悟の大きさってのを僕は感じるんですよね。何かを成し遂げてやろうというか』

真下『いろんな考え方あると思うんですよ。新日本に来るっていうことは名前を上げたいだったりとか、もしくは新日本で打ち込みたいんだっていう外国人選手もいると思うんですけど、お父さんもそういう経歴をお持ちなので、いろんな事を考えてって感じですかね』

棚橋『いやー、楽しみですね。闘う相手なので楽しみとばっかり言ってられないんですけど、だいたいバレットクラブのリーダー変わっても標的は僕だったんで。各リーダーに満遍なくやられているという…デビッドにやられ、AJにやられ、ケニーにやられ、ジェイにやられ、全員に噛まれてるの俺くらいじゃないですか?』

真下『かなりやられてますよね。西武ドームではギターで殴られたりとか…』

棚橋『長岡でね、ケニーにやられたりとかあの長岡なんか完全に中邑(真輔)が去ってくタイミングで後楽園ホールで肩組まれて、棚橋行けーってタイミングで負けちゃってますからね。アレは中邑もズッコケだと思いますよ』

真下『アレは相当天下分け目という感じでしたよね』

棚橋『あの後ケニーが一気にバァーとスターダムにの仕上がって。俺ほどのジャンプ台はないですからね

引用:「棚橋弘至のPodcastOff!」

 

今回のNEW JAPAN CUPで対戦することのなかったフィンレーですが、今後新日本のエースを標的にする可能性は十分あるでしょう。

最も美味しいタイミングでエース狩りが敢行されると思われます。

 

本日の岡山大会でグレート・オーカーンと対戦するフィンレー。

岡山大会が終わればベスト8のメンバーが決まり、トーナメントも佳境に入ります。

前年度好成績を残したフィンレーですが、今年はそれ以上の結果を残せるかもしれません。

ユニット内での不協和音は続きますが、今最も注視すべきは“反逆者”デビッド・フィンレーであることは間違いないでしょう。