グレート・オーカーンがG1クライマックス大討論会で真面目に語った本音

グレート・オーカーン【撮影:koba】
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般公開され生配信されたG1クライマックス優勝予想大討論会。

司会進行に元井美貴さん、ゲストに木谷オーナー、スターライト・キッド、声優の相羽あいなさん、グレート・オーカーンが参加したイベントは2時間を越える大討論会となりました。

 

各ブロックの1位2位選手予想、決勝トーナメント勝ち上がり予想が行われた本イベントですが、開始早々オーカーンが木谷オーナーに噛みつきました。

海野翔太、成田蓮、辻陽太の3人の“令和闘魂三銃士”命名について、SNSで木谷オーナーの発言に疑問を投げかけていたオーカーン。

 

海野等と同世代である自分がAブロックにエントリーされなかったことを含め木谷オーナーに詰め寄ると、闘魂三銃士命名は木谷オーナーの発案であることを明かしました。

G1クライマックスの注目度を上げるためにも、敢えてこのタイミングで賛否両方の話題になる仕掛けをしたとのこと。

 

グレート・オーカーンがG1クライマックス大討論会で真面目に語った本音

 

なおも怒りが収まらないオーカーンは、令和闘魂三銃士と同世代でありながら冷遇されていること以外にも、どうしても伝えたかったことを本音で話しました。

オーカーン『もう一度言っとく。会社は今回のように余に何もしてくれた覚えはない。何かあるならば教えてほしいくらいだ。それでもこういう風に作ったんだ。でも今回こういう意見が聞けて、溜飲も下がったし納得が取り敢えずできた。そしてよりアイツらをぶっ叩いてやろうっていう気持ちが芽生えたよ。

一応言っとくぞ。木谷、貴様は知らんだろうけども、余は2018年、海野翔太戦でデビューしているんだよ。世代で言えばアイツらと同世代だ。それをわざわざ外されて、Aブロックからも外されて、何ていうんだろうなぁ、疎外感の様なそんなものを感じたよ。それがどうしても気に食わない

木谷『なんかちょっと本音に聞こえるね』

オーカーン『本音だよ。本音で言えばアイツらともっとバチバチやりたかったし、アイツらと、闘魂三銃士って名前はいらんけども、そういう括りもいらんけども。アイツらと一体感に見られたいというか、まとまりたいというか、それが腹ただしい。それだけだな

木谷『G1で当たんないだから、秋ぐらいのシリーズでね』

オーカーン『ずば抜けちゃってるのは仕方ないよ。余の実力だよな。

これは余の我儘なのかもしれないけども、アイツらと一番闘いたいというか、アイツらと一番肌を合わせたいし、言葉も交わしたいし、その場を用意されなかった、その場を外されたのが腹ただしくてしょうがない。それを伝えたかった

木谷『同じブロックになりたかったってことだね?』

オーカーン『そうだね。それでちゃんとアイツらを倒して決勝に行きたかったね。やっぱ、優勝するにしたって道順だって大事だろ』

木谷『優勝すること前提で話しているよね』

オーカーン『勿論。負けること考えて闘う馬鹿いるかよ』

引用:新日SS Presents G1 CLIMAX 33 優勝予想大討論会!

 

同世代の選手に比べ冷遇されていること以外に、このG1という大舞台で同世代と同じブロックで闘えなかったことに怒りを露わにしました。

2017年に12年振りに開催されたヤングライオン杯に出場した選手、その年代以降にデビューした選手を【新世代】と定義するオーカーン。

新世代同士の抗争を求めていたが、その抗争の輪に入らないことが腹ただしいのでしょう。

今オーカーンが求めているもの、プロレスファンに伝えたいものが、新世代同士の熱い闘いなのかもしれません。

 

G1クライマックス開幕の北海道大会2DAYSは、NJPW WORLDでの生配信の他に、ABEMAでも無料配信されます。

解説も別とのことで、ABEMA放送席にはプロレスリング・ノアでもお馴染みのまつきりなさんがゲスト出演することも決定しました。

G1開幕前日には公開記者会見も実施。

エントリー選手がそれぞれ意気込みを語ることでしょう。

大注目の前日会見まで、あと2日と迫りました。