藤田晃生と大岩陵平はG1両国国技館大会でヤングライオン卒業か

藤田晃生、大岩陵平【撮影:Koba】
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1クライマックスの両国国技館大会の1シリーズ目のカードが出揃い、準決勝のオカダカズチカ対EVILはセミファイナル、内藤哲也対ウィル・オスプレイはメインイベントに組まれました。

EVILは2017年のG1公式戦でオカダに勝利しており、ここまで無類の強さをはっき発揮してきたオカダも敗れる可能性はあります。

内藤とオスプレイのシングルマッチは、昨年のG1準決勝でも実現しており、オスプレイが勝利しています。

過去の成績は2戦2敗で内藤の全敗。

今最も勢いのあるオスプレイに土を付けれるかどうかが最大の焦点とも言えるでしょう。

 

G1とは関係ない試合で言えば、第0試合に「CSテレ朝チャンネル Presents ヤングライオン THREE CONSECUTIVE BATTLE」が組まれ、今回の挑戦者はボルチン・オレッグに決定。

ボルチンが3連勝すればNJPW WORLD認定TV王座への挑戦権が与えられます。

これまで誰も3連勝を達成していないだけに、鳴物入りで入団したボルチンへよ期待は高いでしょう。

次期シリーズはさらにボルチンの試合が組まれるはずです。

 

現状、5人体制のヤングライオンですが、そろそろ海外遠征に行く選手が出てきてもおかしくありません。

特にもうすぐデビューして2年が経つ藤田晃生と大岩陵平です。

共に2021年の8月24日の後楽園ホール大会でデビューし、共にヤングライオンの枠に収まりきらない存在感を放っています。

藤田晃生、大岩陵平【撮影:Koba】

 

令和闘魂三銃士と命名された海野翔太と成田蓮は、2019年9月に海外武者修行が決定しました。

海野は2017年4月13日デビュー、成田は同年7月4日にデビューしており、ヤングライオンとして2年を経過したタイミングで若獅子卒業となっています。

 

辻陽太と上村優也は3年以上ヤングライオンとして過ごしましたが、コロナ禍の影響があった上での長期下積み期間となっています。

デビューも壮行試合も同じ日だった辻と上村ですが、藤田と大岩も同日デビューであり共にヤングライオン卒業の可能性はあるでしょう。

早ければG1クライマックス両国大会の最終日、もしくは9月のシリーズに壮行試合が組まれるのではないでしょうか。

 

現在、野毛道場には多くの練習生を抱えており、今年4月には棚橋弘至がポッドキャストで新たに8人の練習生が加入したことを明らかにしていました。

練習生全員がデビューできるとは限りませんが、そろそろ新たなヤングライオンが増えてるタイミングでしょう。

ヤングライオンが増えれば当然卒業する選手がいるはずです。

直近で言えば辻陽太の凱旋帰国はかなりのインパクトを残しており、新世代と言われている選手達に対する期待も非常に高いです。

藤田と大岩がどこで修行し、どんなレスラーとなって帰ってくるのか。

2人のヤングライオン卒業と海外遠征はもうすぐ現実のものとなるはずです。