棚橋弘至がNEVER6人タッグの他団体とのタイトルマッチの可能性を語る

棚橋弘至【撮影:Koba】
国内プロレスニュース




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のない11・11安城大会のメインイベントで、急遽NEVER無差別級6人タッグ選手権が行われ、SNSでも大きな話題となりました。

大都市以外でもタイトルマッチが行われることは、地方ファンにとって喜ばしいサプライズであり、安城大会を訪れたファンにとっても非常にラッキーな観戦となったことでしょう。

現王者のオカダカズチカ、棚橋弘至、石井智宏が巻き始めたNEVER6人タッグ王座は、海外からの挑戦者も多く、今年価値を高めたベルトとも言えます。

 

現王者であるオカダと棚橋の東京ドーム大会出場が決まっている関係上、来年の同大会のNEVER6人タッグ選手権は必然的に行われません。

現在行われているWORLD TAG LEAGUEシリーズ最終戦に行われる可能性も低く、年内はもう無いかと語った棚橋。

一方で、棚はのポッドキャストのパートナーを務める広報である真下さんは、安城大会を例に出し年内ワンチャン防衛戦が行われる可能性を示唆しました。

真下『これ、よく言うことですけど、ベルトを持つチャンピオンによってベルトっていうのは変わっていくんだって話しはよくありますけど。ちょっと見方が変わってきたというか、チャンスを与える場でもあるし、ドリームカードが実現する場でもあるというね

棚橋『そうですね。どういう3人が組み合わさるか。3人が形になっていく過程も見せれたかなと。石井選手が「なんで棚橋と組まなきゃいけないんだよ」というのも勿論あるし。あそこはオカダが“かすがい”になってくれたし。愛知県だけにかすがいになってくれたし』

真下『これ、まだまだどこまでこの3人がっていうのはありますけど』

棚橋『ただね、一回オカダが東京ドームでダニエル・ブライアンを迎え撃つので。タッグリーグも石井選手は矢野と組むことになったりとか。年内はNEVER6は無いんですけども。てことはチャンピオンのまま年を越すと』

真下『ただ後楽園とかね』

棚橋『あるね!』

真下『油断はならないですよ』

棚橋『そうなの。NEVER6はフットワークが軽くて』

真下『しかもこれ(安城大会のタイトルマッチは)当日発表ですから。このSANADA選手、タイチ選手、上村選手は。いきなり…』

棚橋『これあるかもしれないですね』

真下『夢のタイトルでもあるけど、油断がならないタイトルでもあると』

棚橋『確かに。てっきり年越すかと思ってましたけど。まだあるね』

真下『完全に油断してましたよね。まだ分かんないですけど』

引用:「棚橋弘至のPodcastOff!」

 

ベルトの価値が上がりドリームマッチが誕生するタイトルと昇華したNEVER6人タッグ王座。

今後もドリームマッチを期待する真下さんに対し、棚橋は他団体からの挑戦者が現れる可能性を口にしました。

棚橋『メキシコの試合ルールとしては3対3が基本というかね、メジャーというか一番組まれるカードなんでね』

真下『ホントにNEVER6人の価値が上がったんで今年は。ちょっと期待ですよね

棚橋『誰だろ。誰と組んだら面白いかな。急にヤングライオンが3人組んでも面白いしね』

真下『今のボルチン選手とオスカー、中島選手とか活きがいいですから』

棚橋『多国籍軍ですね』

真下『この間のTMDKも良かったですし、3人っていろいろあっていいなぁって感じしました』

棚橋『いやー、もっと面白い組み合わせとか出てきそうだなぁ

真下『控えている3選手(棚橋、オカダ、石井)が新日本の核になる選手ですから』

棚橋『巻いてますけどね、取ってその先というのがもう少し見せれたらいいですよね他団体から3人とかね

真下『あらっ!いいですね。そういうのは夢ありますよね』

引用:「棚橋弘至のPodcastOff!」

 

明言は避けましたが、ニュアンス的には“国内”他団体からの挑戦を暗示しているようにも感じました。

近年、国内他団体との交流は盛んになっており、親会社の「中期戦略計画」内でも他団体への選手派遣や他団体とのコラボを強化策の1つと捉えています。

年内最後の後楽園ホール大会を来年の東京ドーム大会へ向けた販促アピールの場と考えれば、同大会でNEVER6人タッグ選手権が行われる可能性はあるでしょう。

棚橋が暗示する他団体とのタイトルマッチも実現するかもしれません。

 

その可能性を高める要素なのか、12月のABEMA無料放送は12・22後楽園ホール大会に設定されています。

この日はNJPW WORLDでも無料配信が決定済みです。

また新日本の大張社長は東京ドーム大会前後を「レッスルキングダムWEEK」と呼んでおり、国内他団体の興行も同時期に集中しています。

年内最後の後楽園で他団体の挑戦者によるタイトルマッチは、様々な相乗効果をもたらすでしょう。

果たして、どんなサプライズが待っているのか…