鷹木信悟がタイチとのKOPW争奪戦で死にそうになった場面を語る

鷹木信悟、タイチ【撮影:koba】
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・29鹿児島大会にて「鷹木式トライアドマッチ」ルールでタイチとKOPW争奪戦を闘った鷹木信悟。

43分を越える死闘は、2人を限界ギリギリまで追い詰めました。

昨年、同タイトルで鷹木に3連敗中だったタイチが4度目の挑戦で遂に勝利。

内藤哲也とBUSHIに肩を借り花道を後にした鷹木ですが、肉体的にも精神的にも限界を超えていたのでしょう。

前回のアーロン・ヘナーレとのトライアドマッチルールはなんとかコメントを残しましたが、今回ばかりはバックステージで声を発揮する気力はありませんでした。

 

あまりに過酷な方向に進んでいるKOPWに、ファンからの心配の声も日に日に大きくなっているように感じます。

鹿児島大会以降も連戦が続いていた鷹木ですが、休日前の大分大会後にインスタライブを敢行。

壮絶だったKOPW争奪戦について語りましたが、試合後死にそうになった珍事件があったことを告白しました。

 

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鷹木『珍事件があったのはねぇ、俺がもうぐったりしてなんとか呼吸も、力弱い呼吸している時に、誰かが俺の口に水入れたんだよ

それで吹き返して「うぇっ!」って。「誰だ今、口に水飲ましたのっ!」って思ったけども。

誰か分からなかったんだよね。なんやかんやあって控室連れて帰ってもらって、俺は医務室つれてってもらって治療して、なんとか復活して控え室帰ったらヒロムもBUSHIも内藤もいなくて自力でゆっくりホテル帰ったんですが、ヒロムにこっそり聞いて「(水を口に入れたの)あれ誰だ?俺の口に水入れヤツいたろ。まじで死にかけたからな」

内藤が入れたってヒロムちゃんが教えてくれたから。今日別移動だったから会場で会って、ヒロムちゃん会ったから「ヒロムちゃん、昨日ありがとう」って話して。

内藤見かけた瞬間「おい、テメェ。昨日水飲ませやがって、殺すきかっ!」っていうぐらいね、腹立ってねぇ。「いやいやいや、喉乾いてるかなと思って」みたいなこと言って

あれは焦ったわ。ホント溺れ死ぬよ。リング上で溺れ死んだらどうしようかと思ったけど。内藤が強引に水を飲ませてくれたおかげで、吹き返したっていうのもあるけど。こんなこと言ったらまたやられるな』

引用:鷹木信悟インスタライブ

 

恐らく、鷹木が言う「死にかけた」場面は試合終了直後のリングで大の字になっている時でしょう。

目をつぶって寝ている鷹木に対して、誰かが水を飲ませているような映像が映っていました。

そしてその直後、むせ返る鷹木の姿を確認できています。

 

試合後、水を飲ませたのが内藤哲也かどうかは断定できませんが、意識朦朧とする中、水を飲まさせたから死にそうになったと語った鷹木。

そして、結果的に飲まされたから助かったと語っています。

もしかしたら私達が感じる以上に、生死の境を彷徨っていたのかもしれません。

 

このような話題を出すと、あんな危険なことは辞めるべきだと声が上がりそうですが、危険かどうかのボーダーラインは本人達にしか分かりません。

ましてや毎日鍛錬を続ける屈強なプロレスラー達です。

過酷な試合の連続に心配は尽きませんし、素人ながら危険を感じる場面は度々あります。

一方で何度でも立ち上がっている選手達を目の当たりにしているのも事実であり、プロであるレスラーを信じて見守るしかないのかもしれません。

 

次のシリーズはジュニアの祭典であり、殆どの大会が公式戦オンリーのシリーズになっています。

しばらくオフになりそうな鷹木信悟ですが、その間身体を休めるのか、それとも何かを求め他団体に出場するのか…

オフの鷹木の言動にも注目したいと思います。