辻陽太のロスインゴ入りアピールはグレート・オーカーンの陰謀か

辻陽太、グレート・オーカーン【撮影:koba】
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・3「レスリングどんたく」福岡大会でIWGP世界ヘビー選手権を防衛したSANADAを急襲し、ベルトへ挑戦表明を行った辻陽太。

この挑戦表明が受理され、6・4大阪城ホール大会でのタイトルマッチが決定しました。

凱旋帰国から団体最高峰のベルト挑戦は、2012年のオカダカズチカ以来となり注目が集まっています。

 

さらに、リング上では拳で胸を2度叩くロスインゴポーズを敢行。

バックステージではメインイベントの死闘で力尽きた高橋ヒロムを抱えて控え室に運ぶという行動を取り、ロスインゴ入りをアピールしています。

ヤングライオン時代も内藤哲也への憧れを語っており、壮行試合の相手が内藤になったのも、辻の想いの強さと行動力が成し得た奇跡と言えるでしょう。

正式発表はないものの、辻のロスインゴ入りはほぼまちがいないと思っていました。

 

一方、“ある2つ”のツイートを見て、全く違う可能性が頭をよぎりました。

そのツイートの1つが、東京スポーツの内藤の証言です。

凱旋帰国した辻は内藤とは会うことはおろか、コンタクトを取ることもしなかったと語っています。

ところが、内藤は「彼の意思は受け取りましたよ。ただ、俺たちの答えがどうなのかはまだ…。辻はまたすぐにメキシコに戻ったらしいですしね。とりあえず、彼が日本に来ないと何とも言えないので。次に試合するのは大阪城ですか? なら、早くても大阪城以降じゃないですか?」と、肝心の本人とコンタクトが取れていない事実を明かした。あそこまでやって内藤と接触せずに日本を去るとは、まさに制御不能な気もするが…

引用:東スポWEB

 

辻と話すことはできなかったものの『彼の表情を見ていると自信に満ちあふれている感じだったので、たくましく見えましたよね』と好印象だったことを語った内藤。

しかし、なぜ辻は内藤とコンタクトを取らなかったのか疑問が残ります。

 

もう1つのツイートは、ユナイテッド・エンパイアのグレート・オーカーンのこのツイートです。

 

これは当ブログが4月30日にアップさせた記事です。

オーカーンがバックステージでユニットの存続を賭けた対抗戦を提唱した内容ですが、なぜこの記事のこのタイミングでツイートしたのか疑問が残ります。

私が投稿してから時間も経っていれば、SNSでの拡散もしていません。(以前、イベントで挨拶させていただいたので、たまたまブログをチェックした可能性もあり)

1つ言えることは、東スポの辻が内藤に合わず渡墨した記事の後に、オーカーンがこの記事をツイートしているということです

辻がロスインゴのポーズを真似したこと、内藤に会うこともコンタクトを取ることもしなかったこと、そしてオーカーンが提唱するユニット対抗戦はすべて繋がるのかもしれません。

もしかしたら、辻がロスインゴのポーズを真似したことはオーカーンの指図であり、どこかのタイミングでロスインゴ入りすると見せかけて内藤を襲撃するのではないでしょうか

 

次のシリーズはジュニアの祭典であり、辻が新日本の大会に参加するなら同祭典の準決勝が行われる5・26国立代々木競技場大会からです。

しかし、辻はメキシコでCMLL世界ヘビー級王座挑戦が決まっており、内藤も来日のタイミングはドミニオンではないかと言及しています。

つまり、ロスインゴ入りしてからIWGP世界ヘビーに挑戦する可能性は低く、タイトルマッチ後にロスインゴのメンバーと接触する可能性が高いということです

 

もし辻のロスインゴの拳で胸を叩くポーズがフェイクならば、内藤と拳を合わせるシチュエーションで反旗を翻しロスインゴを急襲するかもしれません。

その辻の行動を合図にエンパイアのメンバーが登場し、ロスインゴとの対抗戦が始まる…

 

ここまで書いた内容はあくまで憶測に過ぎませんが、辻がロスインゴ入りを言葉にしていないのは事実です。

辻の行動も発言も全部オーカーンの指図だとしたら…

すべてはオーカーンが企む、ユニット淘汰へ向けた大戦争勃発のための陰謀なのかもしれません。