L・I・Jの鷹木信悟が今年のG1クライマックスで闘いたかった相手を語る

鷹木信悟【撮影:koba】
真夏の祭典『 G1 CLIMAX 』




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上最多となる32選手参加の“真夏の祭典”G1クライマックスですが、開幕まで1ヶ月を切りました。

今夏のG1は出場選手だけではなく、1ブロックの通過枠が2枠に増えるなど変更点も多いですが、中でも一番話題になった変更点は試合時間でしょう。

これまで30分一本勝負が恒例でしたが、今回は20分一本勝負に短縮。

大々的に取り上げられることのなかった変更点ですが、内藤哲也が異議を唱えたことで大きな話題となりました。

さらに大きな変更点が、第1回大会から続いていたリーグ戦の試合時間が30分から20分1本勝負となったことだ。昨年大会では公式戦全84試合中14試合が決着に20分以上を要しており、30分も必要ないという理論は成り立たない。団体からの明確な理由説明もないため、「なぜ変更なのか説明が欲しいですね。20分1本勝負をこれだけ大々的にやってしまったら、15分1本勝負のTV王座の特別感もなくなってしまいますし」と疑問を呈した。

引用:東スポWEB

 

試合時間が短くなることで、安易に引き分けが多くなるとは思いませんが、『何の説明もなく根本的なルールを変えたら、本来のG1の面白みは欠けてしまう危険性はありますよね』と内藤も言う様に、闘う選手達にメリット・デメリットを事前に意見を聞いていたかどうかは気になります。

試合時間は選手の闘い方に直結するだけに、公式戦の闘い方に影響を与えるかもしれません。

やる前から否定するつもりは毛頭ありませんが、今の時代『変更』による『説明』はセットであるべきだと思います。

 

この内藤の疑問に対し、新日本プロレスの大張社長は即座に反応。

G1をさらに面白くするための変更であることをアピールしました。

 

個人的には2ブロックより4ブロック制は賛成であり、トーナメント進出条件も1人より2人の方が楽しみが増え、これだけで過去最高の祭典になりそうな予感がしています。

ブロック分けも各グループ異なるテーマ制があり、どんなドラマが生まれるか、誰と誰がベスト8に残るか非常に楽しみです。

 

L・I・Jの鷹木信悟が今年のG1クライマックスで闘いたかった相手を語る

 

勿論、楽しみなのはファンだけではなく選手も同じでしょう。

自身のYouTubeチャンネルを更新した鷹木信悟が、同じブロックの選手に付いて言及。

激烈な闘いになることを予告していました。

 

一方で今年同じブロックになるだろうと、対戦を熱望していた選手の名前をあげました。

鷹木『とりあえず俺としてはブロック分けと対戦カードを見て思ったのは、2年前に流れてしまった内藤戦。神戸ワールドでホントはやる予定だった内藤戦。G1のね、ブロックで内藤戦が流れてしまって。去年もなかった、今年こそあるかと思ったらなかったんで、そこは残念だなと

YOTAともしかしたら当たるかなと思ったら、YOTAともない。もちろんIWGP王座のSANADAともないんでね

ただ勝ち上がれば準決勝、決勝、まあまあまあ、ひとブロック2人上がれるんでチャンスはあるかなと。もちろんCブロック、(G1の)中でも濃いメンバーなんだけど、勝ち上がればもっと面白い対戦が、お客さんも楽しめる、喜べるカードが組めると思うし、俺自身もただ楽しむだけじゃなくて結果が欲しいんでね。

IWGP世界ヘビー級王者になった過去があっても、ニュージャパンカップもG1も獲った経験がないんで。40にして夢と野心は燃え尽きてないんでね、今年こそはやってやろうと』

引用:鷹木信悟ちゃんねる

 

私の記憶が正しければ、新日本で内藤哲也と鷹木信悟がシングルで闘ったのは2019年のG1クライマックスの1回のみ。

この時敗れているので、鷹木は内藤に未勝利のままです。

過去のG1クライマックス星取表一覧

 

鷹木が一番闘いたかった内藤と闘うには、最短でも決勝トーナメントの準決勝になります。

内藤以外にもロスインゴの仲間である辻陽太と、元パートナーであるSANADAも意識していることを明らかにしました。

新日本に登場して以降、トーナメントやリーグ戦優勝に縁のない鷹木ですが、今年はいつも以上に気合が入っているのでしょう。

普段は見れない同門対決実現のためにも、まずは同じブロックのメンバーを倒し、最終戦のEVILとの試合を制す必要があります。

7・16札幌 vs エディ・キングストン

7・19仙台 vs アーロン・ヘナーレ

7・23長野 vs 石井智宏

7・26後楽園 vs マイキー・ニコルス

7・30名古屋 vs タマ・トンガ

8・2広島 vs デビッド・フィンレー

8・8横浜 vs EVIL