サバイバルな夏も、残すところはあと決勝戦のみ。
今年の真夏の祭典の主役となるのは…
Aブロック代表の棚橋弘至
Bブロック代表の飯伏幸太
そして、来年の東京ドームでIWGPヘビー級のベルトに挑戦できる権利を得るのは、勝者のみ。
実はG1クライマックス開幕前に、棚橋に挑戦権利証を獲得するかその権利書に挑戦する権利を得て欲しいという内容のブログを書きました。
今秋に主演映画の公開を控えたシチュエーションで、棚橋が優勝することによる効果は図りしれません。
しかし、ここ近年のコンディションを考えれば、素直に優勝は予想できませんでした。
対する飯伏は4回目のG1出場で、初めての決勝進出。
そしてこのG1で優勝すれば、来年の東京ドームのメインでIWGPヘビー級のベルトに挑戦できる権利を得ます。
つまり、東京ドームの舞台でケニー・オメガとタイトルマッチを行えるということ。
(お互い防衛を成功できれば)
もし、飯伏が優勝しIWGPヘビー級のベルトを手にすることができれば、新たな世界を見ることができるでしょう。
果たして、結果は…
棚橋弘至の優勝
序盤こそ得意の足攻めで試合の主導権を握った棚橋でしたが、中盤以降は飯伏の攻撃に耐える時間が続きます。
それでも最後はハイフライフロー3連発で、飯伏から3カウントを奪いました。
長い夏が終わりG1の余韻に浸りたいところですが、ひとつ予想したいことがあります。
それは…
挑戦権利書防衛戦の相手が誰になるかということ
G1の結果だけで考えれば、唯一の負けはジェイ・ホワイトただ一人。
防衛戦の相手、の第一候補と言えるでしょう。
そして、G1で引き分け、レスリングどんたくで自身のIWGPヘビー級防衛記録を塗り替えられたオカダ・カズチカ。
ケニーと並び、未だに新日本最強レスラーであるオカダと闘うことはリスキーでもありますが、もう一度勝ちたい相手であることは間違いありません。
実はもう一人、最有力候補がいると思っています。
今年1月のインターコンチネンタル選手権でベルトを奪われた…
鈴木みのる
G1では逆回転のドラゴンスクリューから勝利を奪っていますが、ベルトを奪われ欠場に追い込まれた借りを返したとは思ってはいないでしょう。
私は棚橋の挑戦権利書を巡る防衛戦が、3回あると予想します。
通常なら1~2回なのでしょうが、棚橋は敢えて沢山防衛戦をするのではないでしょうか。
それはなぜか?
もう一度新日本の主役に返り咲くため。
自身が出演する『パパはわるものチャンピオン』を盛り上げるため。
そして、自らの力で新日本を盛り上げるため。
G1チャンピオンの挑戦が始まるのはこれからです。
【追記】
G1クライマックス一夜明け会見で、棚橋の口から挑戦権利書の相手を指名しました。
【生中継】『G1 CLIMAX 28』一夜明け会見の模様をyoutubeで無料生中継!https://t.co/4tzUs8mZXq
「新日本プロレスワールド」でも同時配信! https://t.co/Ds0lbuFDW5 #g128 #njpw pic.twitter.com/VOVMQGcOFb— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) August 13, 2018
その名は…
オカダカズチカ
今のオカダに勝てないまま東京ドームには上がらないとのこと。
G1で後一歩のところまで追い込んだのだから、オカダと闘わなくても十分というファンも多いでしょう。
では、なぜオカダを指名するのか?
それは、オカダに勝ってから東京ドームのケニー戦に臨んだ方が、ファンの期待感が膨らむから。
そして…
東京ドームを自分の力で満席にする為
オカダ以降の防衛戦に関しては、ジェイを含め名言を避けました。
最高のシチュエーションで東京ドームを迎える為、棚橋弘至が試合以外の部分でも盛り上がる仕掛けを考えることでしょう。
私達はもう既に、逸材の手のひらに乗せられています。