先日行われたAEWダイナマイトにて動きがあり、AEWxNJPW合同興行「Forbidden Door」の追加カードが発表になりました。
ブラックプール・コンバット・クラブ(以下BCC)とジ・エリートの10人タッグマッチが決まり、ジ・エリートにエディ・キングストンと石井智宏が加勢という越境チームが誕生。
BCCにはDDTとAEWダブル所属である竹下幸之介と海野翔太が加わりました。
「禁断の扉」の名に相応しい豪華過ぎる10人タッグマッチです。
はじめまして、竹下さん。
竹下さんと組むなんて超刺激的ですね、これもまさしく、パラダイムシフト。禁断の扉が楽しみです。またすぐにお会いしましょう。#ForbiddenDoor https://t.co/RSUcHoaQMN pic.twitter.com/lb1qpGEHRF
— 海野 翔太 / Shota Umino (@Shooter_us) June 22, 2023
さらにはオーエン・ハート杯トーナメントの出場メンバーと一回戦の1試合が「Forbidden Door」で行われることが発表され、先日復帰を果たしたCMパンクと小島聡が対戦することになりました。
こちらも予想外のカードと言えるでしょう。
急遽ですが、25日(現地時間)、カナダで試合する事になりました。
CMパンク選手という、世界的に超有名なレスラーです。
気持ちの整理は全然ついてないけど(苦笑)、やるしかないです。
こんな機会、なかなかないですから。
頑張ります。#AEWxNJPW #ForbiddenDoor pic.twitter.com/in689Rju2L
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) June 22, 2023
サプライズカードが発表される一方で、自分の対戦相手に不満を口にしたのは、現IWGP世界ヘビー級王者のSANADAです。
先週行われたAEWダイナマイトに出場したSANADAは、同タイトルへのオープンチャレンジを募集したところ、AEWオリジナルメンバーであり“4本柱”の1人と称されるジャック・ペリーが挑戦に名乗りをあげていました。
その結果、SANADAとジャック・ペリーのタイトルマッチが決定しています。
【『#ForbiddenDoor』第2弾カードが決定!】
AEW世界王座戦 MJFvs棚橋弘至が実現
だが“王者”は「日本のクソインディの選手なんかと、試合する訳ない」と対戦拒否!!SANADAのIWGP世界ヘビー“オープンチャレンジ”には“ジャングルボーイ”ジャック・ペリーが名乗り https://t.co/KCDcqnFn1O#AEWxNJPW pic.twitter.com/MbIdKRGDOB
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) June 15, 2023
決定直後は対戦相手が有名俳優の息子と言うことを聞き、注目度も高いだろうとポジティブに受け止めていたSANADA。
一方で数日経ち、国内メディアのインタビューに答えたSANADAは、対戦相手が自分が知らない相手であることに不満を口にしました。
『(相手の知識は)ゼロですね。そういう方がIWGPに挑戦してくるのも、切ないですよね。オープンチャレンジってそんなに簡単に決まっていいものなんですか? IWGPですよ。俺はAEWのベルトよりも価値があると思ってますからね』と不満げに言い放った。 昨年の合同興行で行われた同王座戦は4WAY形式だった。『まだAEWのファンは本物のIWGP戦を生で見てないと思うので。まあ、人と比べても仕方ないですけどね。もともと特別なオンリーワンなので』 引用:東スポWEB |
AEWファンにとっては若手のホープであるジャック・ペリーのタイトル挑戦は、期待値が高いのでしょう。
ジャングル・ボーイことジャック・ペリーはAEW初期メンバーの1人なので、知名度は低くないと思います。
ただ、SANADAはAEW世界王座戦の【MJF vs 棚橋弘至】に負けない“大物”との対戦を望んでいたのでしょう。
豪華な対戦カードが発表される中、SANADAが不満を口にしたのも理解できます。
あとは試合内容でIWGPの権威とSANADAというレスラーをアピールするしかないでしょう。
新日本にとってジャック・ペリーは馴染みがないかもしれませんが、逆も然りかもしれません。
IWGP王者の凄さとSANADAという唯一無二のレスラーの魅力を、「Forbidden Door」で存分に伝えられることを期待したいと思います。