新日本のSANADAが「AEWxNJPW合同興行」の対戦カードに不満を告白

SANADA【撮影:koba】
国内プロレスニュース




Pocket

行われたAEWダイナマイトにて動きがあり、AEWxNJPW合同興行「Forbidden Door」の追加カードが発表になりました。

ブラックプール・コンバット・クラブ(以下BCC)とジ・エリートの10人タッグマッチが決まり、ジ・エリートにエディ・キングストンと石井智宏が加勢という越境チームが誕生。

BCCにはDDTとAEWダブル所属である竹下幸之介と海野翔太が加わりました。

「禁断の扉」の名に相応しい豪華過ぎる10人タッグマッチです。

 

さらにはオーエン・ハート杯トーナメントの出場メンバーと一回戦の1試合が「Forbidden Door」で行われることが発表され、先日復帰を果たしたCMパンクと小島聡が対戦することになりました。

こちらも予想外のカードと言えるでしょう。

 

サプライズカードが発表される一方で、自分の対戦相手に不満を口にしたのは、現IWGP世界ヘビー級王者のSANADAです。

先週行われたAEWダイナマイトに出場したSANADAは、同タイトルへのオープンチャレンジを募集したところ、AEWオリジナルメンバーであり“4本柱”の1人と称されるジャック・ペリーが挑戦に名乗りをあげていました。

その結果、SANADAとジャック・ペリーのタイトルマッチが決定しています。

 

決定直後は対戦相手が有名俳優の息子と言うことを聞き、注目度も高いだろうとポジティブに受け止めていたSANADA。

一方で数日経ち、国内メディアのインタビューに答えたSANADAは、対戦相手が自分が知らない相手であることに不満を口にしました。

(相手の知識は)ゼロですね。そういう方がIWGPに挑戦してくるのも、切ないですよね。オープンチャレンジってそんなに簡単に決まっていいものなんですか? IWGPですよ。俺はAEWのベルトよりも価値があると思ってますからね』と不満げに言い放った。

昨年の合同興行で行われた同王座戦は4WAY形式だった。『まだAEWのファンは本物のIWGP戦を生で見てないと思うので。まあ、人と比べても仕方ないですけどね。もともと特別なオンリーワンなので』

引用:東スポWEB

 

AEWファンにとっては若手のホープであるジャック・ペリーのタイトル挑戦は、期待値が高いのでしょう。

ジャングル・ボーイことジャック・ペリーはAEW初期メンバーの1人なので、知名度は低くないと思います。

ただ、SANADAはAEW世界王座戦の【MJF vs 棚橋弘至】に負けない“大物”との対戦を望んでいたのでしょう。

豪華な対戦カードが発表される中、SANADAが不満を口にしたのも理解できます。

 

あとは試合内容でIWGPの権威とSANADAというレスラーをアピールするしかないでしょう。

新日本にとってジャック・ペリーは馴染みがないかもしれませんが、逆も然りかもしれません。

IWGP王者の凄さとSANADAという唯一無二のレスラーの魅力を、「Forbidden Door」で存分に伝えられることを期待したいと思います。