エディ・キングストンが人生の道を踏み外さなかった理由を涙ながらに告白

エディ・キングストン【撮影:koba】
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興行だったと言える NJPW STRONGの日本で初となる大会「NJPW STRONG INDEPENDENCE DAY」。

当ブログ管理人である筆者は2日目の後楽園ホールに足を運び、聖地のプロレス熱を体感してきました。

コロナ禍以降、あれほどまでの熱狂を取り戻したのは初めてではないかというほどの盛り上がり。

どの試合も素晴らしい、バルコニー席を開放するほど集客を集めた NJPW STRONG後楽園ホール大会は、後追いでもPPV購入を進めたいほどの素晴らしい大会でした。

 

メインイベントのジョン・モクスリーとエル・デスペラードのシングルマッチが最も盛り上がったのは言わずもがなですが、セミのSTRONG無差別級選手権も感動する場面がありました。

日本のプロレスをこよなく愛するエディ・キングストンが、KENTAから同ベルトを奪取。

試合後ホミサイドと抱き合い、喜びを爆発させ、涙しました。

 

ここまで辿り着くのにキングストンしか知らない物語があったのでしょう。

道を踏み外そうになったことも、挫折や壁にぶつかることもあったんだと思います。

日本のプロレスファンで知られるキングストンが、世界中の子供達に伝えたいと涙ながらに語りました。

キングストン『アー。これは3人の人に捧げられるものだ。母、父、そしてテリー・ファンク。俺にとって史上最高の人たちだ。俺は、俺はこの瞬間を夢に見てきた。ここで涙は流したくない。感情を爆発させたくない。でも21年戦ってきた。皆、納得できないことに面することがある。
自分の時間を無駄にしていると感じることがある。世界中の子どもたちに伝えたい。俺は本来、ここにいる人間じゃないんだ。俺はバカなことをやってるストリートキッドだった。誰かに殺されてもおかしくない、刑務所に入っていてもおかしくないヤツだった。でも、そうはならなかったなぜならプロレスが、日本のプロレスが俺を支えてくれたからだ
俺にできたのだから、(※涙を我慢しながら)誰にだってできる。ほかに俺が言えることは何もない。ただ感謝したい。真剣に命をかけてこの王座を守る。皆ありがとう。もう行くよ。アリガトウゴザイマス。通して、ありがとう』引用:新日本プロレス

 

念願だった夢の扉を開いたキングストン。

昨日のPPVだったこともあり、視聴した方も決して多くはなかったでしょう。

しかし、1週間後には再びキングストンの情熱を見ることができます。

初出場となるG1クライマックスで、多くのファンを魅了する未来が見えるのは私だけではないでしょう。

エディ・キングストンのG1初戦は、シリーズ2大会目となる7・16北海道大会です。