内藤哲也が語った高橋ヒロムとのシングルマッチ実現への2つのパターン

内藤哲也、高橋ヒロム【撮影:koba】
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間限定で無料公開された『新日本プロレスの選手に生で一問一答』。

通常プレミアムスマホ会員でしか聞くことができないコンテンツが、本日(7月10日)の20時まで視聴することができます。

しかも、その無料公開されたYouTubeの動画での「一問一答」が、内藤哲也の回というなんとも贅沢な…

筆者も通常のスマホ会員なので視聴してみたら、ファンなら誰もが気になる“あの件”について語っていました。

 

内藤哲也が一度流れた高橋ヒロムとのシングルマッチについて言及

村田『次が最後の質問になります。ある人から質問が届いております。ペンネームは「あなたの可愛いガンモドキ」。

真面目な質問です。いつIWGP世界ヘビー級のベルトを取るんですか?そして内藤哲也対高橋ヒロムはやらないんですか?どちらかの引退試合までやらないつもりですか?みんな待ってます。高橋ヒロム“かっこ本物より”』

内藤『あら。本物ですか?』

村田『本物です。ペンネーム「あなたの可愛いガンモドキ高橋ヒロムかっこ本物より」です』

内藤『彼、結構ケチなんですよ。多分、プレミアム会員じゃないですよ。だから、見てないですよ、どうせ。見てないから答えようが応えまいが、本人に伝わらないです。(スタッフ失笑)一つずつ言ってください』

村田『いつIWGP世界ヘビー級のベルトを取るんですか?

内藤『なるほど。まず、じゃあそっからですね。それは、でも東京ドームのメインイベントに立つためには必要ですよね。ベルトを保持している、もしくはその挑戦権を持ってないとやっぱ東京ドームのメインには立たないので、そのために必要なものだと思ってます。あくまでも俺にとっては今のところ東京ドームのメインイベントに立つために必要なモノっていう感じですかね。

ていうのはやっぱり俺が見ていた時はIWGPヘビー級王座でしたから。世界ヘビー級ではなかったですからね。どうしても世界ヘビー級王座への思い入れはないですよ。今のとこ。だって最後まで統一に反対したのは俺だけでしたから。だから俺は世界ヘビー級王座っていうものに反対した人間なので、その王座への思い入れは今のところないです。

でも取りたい。チャレンジャーになりたい。なんでですか?東京ドームよメインイベントに立つためであると。だから、いつ取るんですかね。レッドシューズ海野がミスジャッジしてくれたらいつでも取れますよ』

村田『内藤選手の味方をするってことですね?かなり難しいと思いますけど…』

内藤『難しいかぁ…で?』

村田『内藤哲也対高橋ヒロムはやらないんですかと。もうこのままだとお互いの引退試合になっちゃうと。みんな待ってますっていうのもみんなの民意だと思ってます』

内藤『そうですね。やりたいっすよ。闘ってみたいですね。ホント、彼がヤングライオン時代から1回もタッグマッチですら闘ったことがないんで。ご存知の通り、彼がデビューできたのは、デビューまで辿り着けたのは俺のおかげですから。俺が教えてなかったら彼はクビになってますから。新日本でデビューすることはできなかったはずなんで。

だからそんな彼と試合はしてみたいですよね。向き合ってみたい。ただ1回やるはずだったものが流れてしまって、「じゃあ、あの時無しだったから今回やります」みたいな。なんかそういう簡単な感じで実現はして欲しくないなとだからあの時お互いチャンピオンですし、あの時以上のシチュエーションで、もしくはシチュエーションを作ってやるならやりたいでもそんなシチュエーションが作れないのであれば、無理にやる必要はないのかなとは思ってます

ただ、1回もやらずに終わることは多分ないと思いますそれは多分俺は1回もやらずに引退試合を迎えたとき、引退試合の相手として指名すると思うので。だから1回も実現せずに終わることはないかな、とは思ってます』

引用:NJPWスマホプレミアム『内藤哲也選手に一問一答』

 

2020年3月の旗揚げ記念日大会で闘う予定だった、内藤哲也対高橋ヒロムとのスペシャルシングルマッチ。

世界中でパンデミックが始まり、新日本プロレスでも2・26沖縄大会の大会を最後にその後の大会の中止を余儀なくされました。

 

お互いヘビー級、ジュニアヘビー級の王者として、旗揚げ記念日大会で闘う予定だった内藤哲也と高橋ヒロム。

互いにチャンピオン、旗揚げ記念日は特別な一戦を行う日と2つのシュチュエーションが重なったレアなタイミングでした。

今回のヒロムの質問に対し、それ以上のシチュエーションが作れたらやりたいと語った内藤。

もしそのシチュエーションが作れないなら無理にはやりたくないと語ったものの、その際は引退試合の相手として指名すると公言しました。

 

あの時のシュチュエーションよりもっと特別な状況がいつになるか分かりませんが、その時は大田区総合体育館より大きな会場で行われることでしょう。

もしくは内藤が引退試合を行うとき。

それが遠い未来なのか、数年後なのか分かりませんが、内藤も気にしていることは間違いありません。

必ずしもヒロムより内藤の方が先に引退するとは限らないので、特別なシチュエーションが生み出されることを切に願います。