SANADAがG1シリーズ中に上腕二頭筋断裂の大怪我をしていたことを明かす

SANADA【撮影:Koba】
国内プロレスニュース




Pocket

IWGP世界ヘビー級王者としてG1クライマックスに参戦し、リーグ戦を無敗の全勝で突破したSANADA。

決勝トーナメントはかつてのパートナーであるEVILと対戦しましたが、次々に繰り出されるダーティーファイトの前に敗北。

王者として優勝し挑戦者を指名する目標は、残念ながら叶えることはできませんでした。

 

G1シリーズ最終日である両国国技館大会では、EVIL率いるハウス・オブ・トーチャーと対戦。

試合後、EVILに強襲されるとロープに羽交締めにされIWGPのベルトを剥奪されると、非公式と思われる新日本からの通達を聞かされることになります。

阿部リングアナ『宣言。SANADA選手はチャンピオンには値しない選手です。よって、IWGP世界へビー級王座は剥奪処分とし、IWGP世界ヘビー級王座はEVIL選手に譲渡することとします。

2023年8月13日IWGP実行員会』

引用:新日本プロレス

 

EVILは今大会唯一敗北した相手。

ここまでの仕打ちをされて、対戦しない訳にはいかないでしょう。

10月のビッグマッチでIWGP世界ヘビーの防衛戦を行うことになりそうです。

 

SANADAがG1シリーズ中に上腕二頭筋断裂の大怪我をしていたことを明かす

 

一方で決勝トーナメントのEVIL戦や両国大会で気になっていた、SANADAの腕のテーピング。

両国大会終了後、Instagramを更新すると上腕二頭筋遠位腱断裂の大怪我をしていたことを明かしました。

 

この投稿をInstagramで見る

 

SANADA(@seiya_sanada)がシェアした投稿

 

8・5大阪大会のチェーズ・オーエンズ戦では既にテーピングがされていたため、恐らくその前の試合のゲイブリエル・キッド戦で負傷したのでしょう。

怪我というハンデを負って、EVILと闘っていたとも言えます。

幸いしばらくオフが続くと思いますが、次期シリーズで組まれるだろう前哨戦では、怪我した左腕は狙われることでしょう。

 

10月に行われるだろうEVIL戦に勝利すれば、来年の1・4東京ドーム大会のメインイベント出場がほぼ確定します。

今のままなら対戦相手は今夏のG1クライマックスを優勝した内藤哲也。

元同じユニットの仲間であり、IWGPタッグ王座を戴冠した際のパートナーであり、師である武藤敬司の引退試合の相手を務めた男です。

内藤に対しては様々な想いがあるでしょう。

怪我の全治は分かりませんが、万全の体調で東京ドーム大会に臨めることを祈ります。

 

来年の東京ドーム大会で宿命の相手と対戦するためにも、まずはかつてのパートナーEVILを倒す必要があります。

G1の公式戦同様、どんな手を使ってでも勝ちに拘る闘い方をしてくるでしょう。

SANADAがどんな対策を練ってくるのか、Just 5 Guysの面々は助けに現れるのか。

G1が終わってもなお、新日本プロレスの熱い闘いは続きそうです。