今年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)を5勝4敗の勝ち越しでリーグ戦を終えたWAR DOGSのドリラ・モロニー。
初出場の昨年が4勝5敗だったので、今年の方が成績は良かったと言えます。
一方で今回の成績で満足していないドリラ・モロニーは、BOSJ制覇の栄冠とIWGPジュニアヘビーのベルト戴冠までこのリングに居続けると宣言しました。
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— NJPW WORLD (@njpwworld) May 29, 2024
モロニー『今年はこのブルーマットの上で試合ができただけじゃない。ここまで闘い抜くことができた。これは一つの目標で、今年はこのクソ会社での1周年の年だった。ここまで毎日、DOGSとこれ(IWGPジュニアタッグ王座のベルト)と一緒だった。 このリーグ戦の冒頭で言ったように、俺は標的が決まったら、狙いを定めて噛み付く。“危険な犬”は、自ら噛みつくのをやめるまで、その顎を外すことはないということを知っておくべきだ。もしまた12ヶ月待たせる気なら、カイチョー、サイコーの契約を用意しておくんだな。何故なら俺はこの国、この会社、このロッカールーム、このリングに居続ける。肉離れ、骨折…それでも、この先12ヵ月間、俺は“戦争”で闘い続ける。 俺が顎を外すのは、『BEST OF THE SUPER Jr.』のトロフィーとIWGPジュニアヘビー級王座をこの手に持った時だ。消え失せろ』 引用:新日本プロレス |
エル・デスペラードがまだBOSJを制覇したことがないことを考えると、このリーグ戦を制覇することは決して簡単なことではありません。
外国人選手でBOSJを制覇したのは、過去10年の間でウィル・オスプレイのみです。
しかもIWGPも戴冠となると、さらにハードルが上がります。
今の新日ジュニアは実力者揃いなことを考えると、ドリア・モロニーがジュニアのシングルタイトルとスーパージュニアを制覇するのは、何年もかかるかもしれませんし、実現できないかもしれません。
逆に言えば、今後何年も新日本に居続けてくれるということでしょう。
今はジュニアタッグ戦線の主役ですが、今後はシングル参戦にも絡んでくるかもしれません。
ドリラ・モロニーの更なる活躍に期待したいです。