今夏のG1クライマックスで唯一IWGP世界ヘビー級王者であるSANADAに土を付けたハウス・オブ・トーチャーのEVIL。
シリーズ最終日の両国国技館大会では、試合後SANADAを蹂躙しベルトを強奪。
阿部リングアナに偽装文書と思われるベルト剥奪通達を読ませると、バックステージでもタイトルマッチを受けてもいいと上から目線でSANADAの防衛戦の相手に名乗りをあげました。
.@151012EVIL “IWGP WORLD HEAVYWEIGHT CHAMPION SHIP Next Challenger?”
Sign up Now & Stay tuned to https://t.co/CcdQ1XamUA#NJPW #njpwworld #G1FINAL #G1CLIMAX33 pic.twitter.com/zwatux85Ng
— njpwworld (@njpwworld) August 13, 2023
EVIL「(※IWGP世界ヘビーのベルトを肩にかけ、東郷と一緒に現れて)オイ、いいか? リング上で起こったことが全てだ。阿部が言ったことが全てなんだよ。分かったか、オイ! これは会社からの通達だ。分かったか、オイ。決定事項なんだよ。いいか、罪なのはオマエの弱さだ。 オイ、オマエはよ、生き恥晒して、そして重ねて生きていくんだったらな、オマエとのタイトルマッチ受けてやってもいいぞ。分かったか? よく覚えておけ』 引用:新日本プロレス |
羽交締めのSANADAをIWGPのベルトで殴打し、変形大外刈り(EVIL)でKO。
その後もトップロープに手錠をかけ固定すると、会場からも大ブーイングが鳴り響きました。
8千を越える観客が詰め掛けた両国だったので、EVILの行為に怒りが沸点を越えたファンもいたことでしょう。
配信を見ている最中は気付きませんでしたが、ファンがEVILにゴミを投げ付けたそうです。
G1両国国技館大会でEVILがファンにゴミを投げ付けられる
確かに配信を見直してみると、空缶のようなものが投げつけられていました。
EVILに当たってはいないようでしたが、恐らくこのことを言っているのでしょう。
このゴミを投げた行為はSNSでも話題にとなっています。
人としてマナー違反は許せないという意見以外に、ヒールレスラーだからしょうがないという意見も見かけました。
賛否両論意見があることは理解できますが、やはり何かを選手に向かって投げるという行為は、絶対にしてはならない行動だと思います。
今回は怪我をするような物には見えず、選手に当たることもありませんでしたが、今回ゴミを投げたファンが次回観戦時も同じ行為をする可能性はあり、この行為を見た他のファンも次回観戦時に模倣するかもしれません。
いつかエスカレートした結果、選手、スタッフ、他のファンが怪我をする可能性も考えられます。
これは一番起きてほしくない事象であり、最早傷害事件です。
今回、ゴミを選手に投げたファンが出禁等の処分を受けたかどうかは分かりません。
この様なマイナスな出来事は新日本としても公表したくはないと思いますが、個人的には再発防止のためにもしっかりとアナウンスして欲しいと切に願います。
楽しい観戦の思い出が最悪の思い出にならないよう、注意喚起は必要なことです。
会場でのだいせいえんは選手の闘う力になり、会場の雰囲気を作りますが、気持ちが昂ぶりしてはいけない行動を起こしてしまう方もいるでしょう。
だから必要最低限の注意喚起は必要なんだと思います。
勿論、観戦マナーだけでなく、SNSでの発言も然り。
お金を払っているのだから何をしてもいいわけではなく、SNSだから何を言っていいわけでもありません。
選手がリングに集中できるためにも、物を投げるのではなく、大ブーイングをすることが正解だと思います。、
★セミファイナル
「G1 CLIMAX 33準々決勝」
SANADA vs EVIL悪の限りを尽くしたEVILが3カウント強奪!
リーグ戦全勝のSANADAが無念の敗退…!
※8.10『G1 CLIMAX 33』船橋大会
新日本プロレスのスマホサイトで詳報中!https://t.co/aa7u5EZbWw
#njpw #G1CLIMAX33 pic.twitter.com/rJFKcYS8wQ— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) August 10, 2023