オーカーンがオスプレイからAEW入団とエンパイアの今後を相談されていたと明かす

グレート・オーカーン、ウィル・オスプレイ【撮影:Koba】
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日本プロレスからもX(旧Twitter)を通じて正式に発表されたウィル・オスプレイのAEW入団。

過去、悲劇的なシチュエーションで退団してきたレスラーを多く見てきましたが、事前にファンに告知という意味では珍しいケースと言えるでしょう。

オスプレイは東京ドーム大会でIWGP USヘビー級3WAYマッチに挑みます。

見ようと思えばまだ日本でオスプレイに会えるということです。

 

今年に入り本人の口から契約期間についての言及があり、オスプレイの複数年契約が満了することはファンの耳にも入っていたと思いますが、一部レスラーも事前に知っていたことでしょう。

WORLD TAG LEAGUE開幕前日の宇都宮大会のバックステージで、オーカーンはオスプレイからAEWと契約することエンパイアの今後について相談されていたことを明かしました。

オーカーン『ワールド(の中継)もなく、このサイトでしか見られないことだが余の発言に注目していた見る目のあるヤツに今日しか言わない。オスプレイがAEWと契約したことが発表されたなもちろんこのことは聞かされていたし相談もされた。この先、UNITED EMPIREをどうしていくかを1度だけな

思えば建国当初、(コロナの大会で)歓声もないはずなのにブーイングから始まった。「何がやりたいかわからない」なんて愚民からも、解説についたレスラーからすらも言われたもんじや。UNITED EMPIREが、オスプレイが、余が、何がやりたいか少しは理解できたか?答えはリングで、闘いで魅せていく』

引用:新日本プロレス

 

元々エンパイアはオスプレイとオーカーンで立ち上げたユニット。

AEWに加入後、オスプレイが新日本にどう関わっていくのか分かりませんが、エンパイアを今以上に新日本の中心ユニットに引き上げるにはオーカーンの活躍がなくては達成できません。

 

そして、オスプレイのAEW契約発表後、一発目のNJPW WORLD配信でメインイベントを飾ったことは重要な意味を示します。

オーカーンだけではなく、この世代のメンバーが今後の新日本を盛り上げる必要があるでしょう。

当然、厳しい闘いの中、結果を残さなければ淘汰されてしまう厳しい世界です。

そんな厳しい世界の荒波を乗り越えるべく、改めてオーカーンの口から時代を変える宣言が飛び出しました。

オーカーン『明日からはワタリ(「WORLD TAG LEAGUE」)、しかも初戦に成田&海野vsHENARE&オーカーン。場所は後楽園ホールでメイン。「いつかこのメンバーでメインイベントを飾る」っていつか言った記憶がある。いつ言ったのか、誰のことを言ったのか忘れたが、この日のことを指していたんだと思う。さあ、時代は変わろうとしている。時代を変えるのは、余だ!

引用:新日本プロレス

 

オスプレイのAEW入団は新日本にとって一つの時代の終焉を意味します。

海外戦略もアメリカ優先から舵を切ることになると思います。

国内戦略もテコ入れしてかつての熱気を取り戻す必要があるでしょう。

 

コロナ禍前の新日本に戻すには、新しい世代の中からスーパースターの誕生が絶対必要です。

恐らく、今後2〜3年の間で新日本に救世主が誕生するでしょう。

その救世主が誰なのか分かりませんが、誕生までの過程と瞬間を目の当たりにできるのは、これからも新日本を追い続けるファンの特権かもしれません。