2月12日から始まった新日本プロレスのルチャの祭典「ファンタスティカ」。
初出場から常連のエストレージャまで、CMLLから17選手も参加するお祭り興行です。
新日本からも本隊を中心に各ユニットから何選手か参戦する中で、他の選手以上に対抗心を燃やすのはJust 5 Guysの DOUKIでしょう。
単身メキシコに渡り、メキシコでプロレスキャリアをスタートさせたDOUKI。
日本からCMLLに遠征に来ていた新日本の選手、そしてCMLLの選手に対し少なからずジェラシーはあるはずです。
そのDOUKIはファンタスティカマニア初日となる大阪大会で解説席に入ると、メインイベント終了後スペルエストレージャのミスティコにジェスチャーでシングルマッチを要求されました。
解説席にいた元井さんとアナウンサーが興奮する中、DOUKIは素っ気ない態度でジェスチャーで返します。
そして、ミスティコの対戦要求をジェスチャーで受諾しているようにも見えました。
元井『(ミスティコのジェスチャーを訳しながら)俺たち、あそこのリングでこのベルト…えぇーーー。ヒステリックミドル級のベルトを!なんとチャンピオン、campeónから!』 ーー『DOUKI選手、どういうことなんでしょうか?』 元井『どういうことですか?』 DOUKI『ジェスチャーの通りなんじゃねぇか。分かんないけど』 ーー『これはもしかしたら!』 元井『チャンピオンからのご指名ですか!』 ーー『シングルマッチが、タイトルマッチがあるかもしれません』 引用:NJPW WORLD |
ミスティコがバックステージでこの件に関して触れることはありませんでしたが、DOUKIは翌日の大会でミスティコの対戦要求に挑発で返しています。
DOUKIがミスティコとのタイトル戦、1vs1の可能性に…「俺はいつだってやってやる気だ」
「ミスティコはこの辺りのレベルかな? お前ら、俺はその下だと思っているだろ?冗談じゃないぜバカ野郎!奴よりもっと上のレベルだよ!」
全文https://t.co/Oc2oJZi4BU#njcmll pic.twitter.com/8luxbMlQa1
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) February 13, 2024
DOUKI『昨日、(NJPW WORLDの)解説に入ったら、ミスティコがなんかしてくれたな。 オイ、オレは知ってんだよ。どうせ、その場のノリでやってきたんだろ?ま、その場のノリだろうが、考えがあってかわかんないけど、あのアピール、ベルト、マノ・ア・マノ(1対1)、俺はいつだってやってやる気だ。 でもな、今シリーズ、もう全部、試合は組まれちまってる。幕張(2.17) で次、ミスティコ、お前と当たるな。まずはその試合を楽しみにさせてもらうよ。あと、去年も言ったけど、オレはよ、別にミスティコがあこがれの存在だとか、夢だとか、そんなこと言ったことねえんだ。気持ち悪い勘違いすんなよ。 オレはよ、ファンじゃねえんだ。(※両手で2人のレベルを示しながらスペイン語で) ミスティコはこのあたりのレベルかな?お前ら、オレはその下だと思っているだろ?冗談じゃないぜ、バカ野郎!オレはヤツより、もっと上のレベルだよ!』 引用:新日本プロレス |
DOUKIの言う通り、ファタスティカマニアの全日程の対戦カードは発表されており、今からミスティコとDOUKIのシングルマッチを組むのは難しいでしょう。
そう考えるとミスティコの行動はその場の“ノリ”だったかもしれません。
それでもDOUKIは、自分のレベルよりミスティコのレベルの方が下だと挑発しました。
このDOUKIのコメントを見たミスティコがどんな反応をするのか。
もしかしたら、ファンタスティカマニア以降にCMLLや新日本でミスティコとのタイトルマッチが実現するかもしれません。