エル・デスペラードが語った『NOAHのジュニアは最強です』と言った選手とは

エル・デスペラード【撮影:Koba】
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スト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)のリーグ最終戦で、プロレスリング・ノア(以下NOAH)のHAYATAを破りAブロック首位通過を決めたエル・デスペラード。

個人としてBOSJに参加してくれたHAYATAに、デスペラードはリング上でもバックステージでも感謝を口にしました。

デスペラード『むか~し、昔、「NOAHのジュニアは最強です」って言っちゃった人がいてさ、やっぱ悔しかったわけよ。そんなこともある。でも、あの人は、HAYATA選手は、「NOAHとは関係なく俺は1人で上がっている。HAYATA個人として上がっている」って言ってたけどさ、新日本ファンだって、NOAHファンの人だって、周りのファンだってさ、俺たちもだよ、ベルト持っちゃってたら個人で上がるっていうのは無理な話なんだよ。

でも、その気持ちは最高に嬉しかった。だから、あの人はチャンピオンで、俺は勝ったかもしれないけど、あの人のベルトについてとやかく言う権利はないと思っている。「SUPER Jr.」に出てくれたHAYATA選手個人に、ありがとうございました。アンタみたいな人たちがいてくれるから、「SUPER Jr.」ってのは面白い

引用:新日本プロレス

 

NOAHジュニアの顔であり、長年NOAHジュニアのトップに君臨してきたHAYATAが、新日本のジュニアの祭典に出場したことは奇跡とも言えます。

Aブロックの最終戦のメインイベントがあれだけ盛り上がったのは、デスペラードの相手がHAYATAだったからに間違いありません。

今回はデスペラードに軍配が上がりましたが、再び違う形で闘う日が来ることを楽しみに待っています。

 

一方でデスペラードが口にした『昔、「NOAHのジュニアは最強です」って言っちゃった人がいてさ、やっぱ悔しかったわけよ』発言は気になるところです。

聞いたことあるような気がしていましたが、全く誰がどんなシチュエーションで言ったのか思い出せませんでした。

恐らく、知らない人も多いと思うので、昔デスペラードを悔しがらせた張本人を調べてみようと思います。

 

結果として、デスペラードを悔しがらせた張本人は、すぐ見つけることができました。

 

この発言を丸藤正道が口にしたのは22年前のことのようです。

2002年のNOAH後楽園ホール大会に現れた獣神サンダーライガーがリング上で丸藤正道を『いつでもやってやるぞ』と挑発。

その挑発に対する丸藤の返答が『NOAHのジュニアは最強です』でした。

 

この発言を当時悔しがったというデスペラードは、当時一ファンとして新日ジュニアを応援していたということでしょう。

NOAHジュニア最強の男に嫉妬し、そんな背景があった新日ジュニアとNOAHジュニアがBOSJのリーグ最終戦を盛り上げたというのは感慨深いものがあります。

元々寡黙なHAYATAですが、いつか、最高のシチュエーションでデスペラードに『NOAHのジュニアは最強や』と言って欲しいものです。