G1クライマックスで初黒星を喫した翌日、KONOSUKE TAKESHITA(以下竹下)はバックステージで意味深な発言を残していました。
このコメントを読み、福岡大会でのコメントを楽しみにしていたファンも多かったことでしょう。
竹下『昨日の高松……一昨日か、一昨日、もう頭揺れちゃってよ、ハハハ! アァ記憶も定かじゃねぇけど、俺、負けたんだろ、あの上村優也に? いいよ。1回くらいは負け、認めてやるよ。 でもな、俺にはな、最強を証明する以外にも理由があって、訳あって、今年の『G1』、乗り込んできてんだ。その理由は明日、福岡大会でオメーらに語ってやるよ。HENARE? どっちが強ぇか、福岡でハッキリさせようぜ』 引用:新日本プロレス |
最強を証明する以外にもG1に参戦した理由、新日本プロレスのリングに上がる訳があると語った竹下。
福岡大会のバックステージで最強を証明する以外の理由をこのように語っています。
TAKESHITA「アメリカに竹下幸之介のメンターがいんだよ。そのメンターからこれからのプロレス界、先頭で引っ張っていくように託されてんだよ。もっと言えばな、ストロングスタイル、託されちゃってんだよ。そのメンターが誰か?まだ教えられねぇな。イヤァオ!」https://t.co/ad9g67AEl4#G1CLIMAX34 pic.twitter.com/H0uMa6mzrR
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) July 28, 2024
竹下『そして、昨日の長崎で言った最強を証明する以外に、俺がこの「G1CLIMAX」、新日本プロレスに上がる理由、それを教えてやる。俺にはな、アメリカに竹下幸之介のメンターがいんだよ。そのメンターからこの竹下幸之介がこれからのプロレス界、先頭で引っ張っていくように託されてんだよ。もっと言えばな、ストロングスタイル、託されちゃってんだよ。 そのメンターが誰か? それはまだ教えられねぇな。(※両腕を前に伸ばして交差させて)イヤァオ!』 引用:新日本プロレス |
両手をクロスさせたポーズ、『イヤァオ』の発言を聞けば、大概のファンは中邑真輔を想起させることでしょう。
竹下はその中邑にプロレス界を先頭で引っ張るように、そしてストロングスタイルを託されたと発言しました。
これまで新日本を引っ張って先導したオカダカズチカはAEWに移籍し、CHAOSを引っ張る若い世代はいません。
つまり、これは中邑に新日本の未来とCHAOSを託されたということなのでしょうか。
現在、竹下はDDTとAEWのダブル所属、中邑はWWEに所属し先日まで日本公演のため来日していました。
空港でタケに会った。 pic.twitter.com/T23yQrS4Pj
— Shinsuke Nakamura (@ShinsukeN) March 26, 2024
新日本の生え抜きであり中邑にとって、竹下の活躍と才能は頼もしくもあり、未来を託したくなる存在なのでしょう。
どう言う意味でストロングスタイルを託すと言ったか分かりませんが、誰に対しても口にする発言ではないことは分かります。
今年5月にAEWで当時IWGP世界ヘビーのベルトを保持していたジョン・モクスリーと、イリミネーターマッチで対戦しています。
惜しくも敗れてしまいましたが、新日本の至宝を絶対手にしたくなったと公言していました。
“IWGP”絶対この手に欲しくなったよ。
絶対に。— Konosuke Takeshita (@Takesoup) May 27, 2024
最強を証明するため、IWGP世界ヘビーのベルトを手にするため、中邑からストロングスタイルを託された竹下は、新日本のG1に参加しました。
プロレス界を引っ張る存在になり、IWGP世界ヘビーが必要ならば、新日本プロレスに闘い続ける必要があるでしょう。
今年1月、主力選手が大量に離脱した新日本ですが、新しい世代が台頭し、同世代が集まっています。
今夏のG1で竹下がどんな結果を残すか分かりませんが、G1後どのような行動を起こすのかは非常に注目です。
KONOSUKE TAKESHITAなら、日本のプロレス界に、そして新日本プロレスに金の雨を降らせる存在になれるかもしれません。