タンガ・ロアから保持するKOPWのベルトへの挑戦をアピールされているグレート・オーカーン。
オーカーンはNEW JAPAN CUP(以下NJC)の一回戦でタンガ・ロアに敗れており、KOPWへの挑戦を容認する姿勢を示していました。
一方で昨日の静岡大会のバックステージでは、悪口雑言を吐きタンガ・ロアを見下しました。
オーカーン「ゴリラの群れの中でボスがシルバーバックっていわれるんだよ。(中略)その実態はどうだ? ベルトはない。弟にも抜かれ、兄には捨てられ、仲間の力を借りてやっと、ジュニアヘビーのアキラを処刑した。情けねえシルバーバックだ、ボスゴリラだ」
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) March 17, 2024
余様『なんだ?なんじゃ、あのゴリラ野郎が!センター気取って、ベルトもねえくせに勝ち誇りやがってよ。結果だけ見りや(余たちの)負けかもしれんがよ、勝負に負けんのはあいつらだろ。ベルト持ちが2人いて、デカイ、デカイ、中くらい。こっちはデカイ、小、小。それによ、イキがってよ、“オレ、強え!”みたいな(ポーズをとって)クソだせえことやりやがってよ。仲間の力を借りねえと勝てねえのか? だせえシルバーバックだな。余は博識家だからよく知ってるよ、シルバーバックってのは、ゴリラの群れの中でボスがシルバーバックっていわれるんだよ。背中の毛が白くなるからな。それで名付けただろうがよ、その実態はどうだ?ベルトはない。弟にも抜かれ、兄には捨てられ、仲間の力を借りてやっと、ジュニアヘビーのアキラを処刑した。情けねえシルバーバックだ、ボスゴリラだ。 どうせ、Guerrillas of Destiny、そんなもん全部、だせえんだろうな。だからBULLET CLUBも追放されたんだろ。情けねえから。それも全部タンガ・ロア、テメエがショッペエからだよぉ〜!ああショッペエ、ショッペエ、ショッペエ、ショッペエ……。テメエなんかによ、塩漬けされるこのベルトがかわいそうだ』 引用:新日本プロレス |
かなり酷い言いようでしたが、もしかしたらタンガ・ロアの前回のコメントが癪に障ったのかもしれません。
土曜の愛知大会ではこんなコメントを残していました。
ロア『お前(オーカーン)は自覚してるんだ。リング上での様子を見て、恐れを抱いてると分かった。KING OF PROWRESTLING……キング、ハッ。 キングよ、教えてやる。帝国のヤツらは皆、心の中で、本心では、オーカーンはキングじゃないってことを知ってんだ』 引用:新日本プロレス |
KOPWを保持する一旦「キング」と呼んだものの、仲間からは「キング」と思われていないと揶揄したタンガ・ロア。
オーカーンがユナイテッド・エンパイアの仲間から「キング」と思われているかどうかは分かりません。
ただ、このタンガ・ロアのコメントを否定するかのように、オーカーンは自分のことをエンパイアの「KING」だとアピールしました。
余様『だが。もしやる気ならオイ……やってやってもいいが…………余の大ヒット公開中の映画を観てから来い。で、少しは、日本の文化と余のすごさを理解してから来い。余は、EMPIREの、KINGだ』 引用:新日本プロレス |
このコメントはタンガ・ロアに対するアンサーだったのか本心なのかは分かりません。
直近で言えばTJPがエンパイアの“船長”を名乗り始めました。
ウィル・オスプレイが新日本プロレスを退団して以降、ユニットのまとまり感が欠けるようにも見えているエンパイア。
その中でも唯一ベルトを保持しているのがオーカーンです。
タンガ・ロアとのKOPW争奪戦がいつ行われるか分かりませんが、タイトルマッチ以降もオーカーンが「エンパイアのKING」を名乗り続けるかどうかは要注目と言えるでしょう。
もしかしたら、今のエンパイアにはKINGという名のリーダーが必要なのかもしれません。