G1を制覇したザック・セイバーJr.がIWGP挑戦を10月の両国大会に指定

ザック・セイバーJr.【撮影:Koba】
真夏の祭典『 G1 CLIMAX 』




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ニー・オメガ以来となる外国人レスラーとしてG1クライマックス優勝、そして初制覇を成し遂げたザック・セイバーJr.。

コロナ禍でも母国に帰らず、新日本プロレスとファンの為に尽くしてきた英国紳士が、遂に報われる瞬間が訪れました。

例年で言えばG1優勝者は翌年の1.4東京ドーム大会でIWGP世界ヘビー級王座へ挑戦が基本路線ですが、ザックはリングの上でマイクを握るとIWGP挑戦は10月14日の両国国技館大会に指定。

ちょっと驚きの展開となりそうです。

 

バックステージでザックは、東京ドーム大会を待たずして10月の両国大会でタイトルマッチをやりたい理由に、10月20日の英国大会「Royal Quest Ⅳ」で防衛戦を行いたからという理由を述べました。

10月の両国大会でタイトルマッチに勝利すれば、IWGP世界ヘビー級王者としての凱旋帰国でき、王者として防衛戦を行うことができます。

 

現王者の内藤哲也もG1覇者の希望を尊重すると発言していたので、10月の両国大会でザックのIWGP挑戦の可能性が高いでしょう。

一方で1.4東京ドーム大会のメインイベントに立つIWGP世界ヘビー級王者は誰になるのか、またその挑戦者はどういうシチュエーションで挑戦表明するのか全くの不透明になりそうです。

ザック優勝で新たな時代に突入した新日本プロレスが、毎年恒例のレッスルキングダムも今までにない大会になる予感がします。