ジュニアの祭典であるベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)がクライマックスに近づくと共に、ヘビー級の祭典であるG1クライマックスの季節がやってきます。
「LINEチケット」にて『HEIWA Presents G1 CLIMAX 29』7月13日(土)~14日(日)大田区総合体育館、8月10日(土)~12日(月・祝)日本武道館大会のチケット販売が決定!
大田区大会は「LINEチケット先行」も実施!https://t.co/w7S8vVzP7F#LINEチケット #LINE #g129 #njpw pic.twitter.com/lFP8W2xsiu— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2019年5月27日
全会場先行予約は終わり、今年のG1もプラチナチケットとなることでしょう。
既に開幕であるアメリカ・ダラス大会に出場する選手が発表されており、この8人はG1出場が確実視されています。
例年通りならば、残る選手はあと12人。
果たして今年も例年通りの20人の出場となるのか。
私の予想は…
合計24人のエントリー
24人ということは、各ブロック12人でのリーグ戦になるということです。
人数が増えることで公式戦の数も増えます。
気になるのは、スケジュールがタイトにならないかという懸念。
しかし、この点はあまり問題ではありません。
この懸念は、各会場の公式戦を1試合増やすだけで成立します。
つまり、昨年まで各会場の公式戦が5試合だったの、6試合にするだけの話です。
【訂正】
再度試合数を確認したら、各大会公式戦を1試合増やすだけでは総試合数の132試合に届かないことが分かりました。
ただし、決勝を除く18大会の内、4大会を公式戦で埋まれば他の会場が公式戦6試合で総試合数に収まります。
BOSJも後楽園大会3連戦と幕張大会が、全10試合全て公式戦でした。
G1も後楽園大会が3連戦組まれているので、聖地後楽園では第1試合からメインまで12試合の公式戦が行われるかもしれません。
※ここまでが訂正文
あとは増えた4人の出場枠を、誰が埋まるかということ。
昨年出場していたケニー・オメガ、ハングマン・ペイジはAEWと契約をし、マイケル・エルガンは活躍の場をアメリカ・インディー団体のIMPACTに移籍しています。
IT’S OFFICIAL! @MrGMSI_BCage will defend the #IMPACT World Championship against @MichaelElgin25 on July 7th at Slammiversary! pic.twitter.com/1EN71MIvPg
— IMPACT (@IMPACTWRESTLING) 2019年6月1日
4人の追加メンバーと同時に、3人の欠員を埋めるこが必要でしょう。
この3人の穴を埋めるのは、ジェフ・コブ、タイチ、コルト・カバナになると思っています。
コブはG1開幕戦への出場が決まっているので、出場の可能性は高いでしょう。
人気、実力共に順当な選出です。
昨年、多くのファンから期待されながら初出場を逃したタイチも濃厚だと思います。
現NEVER無差別級チャンピオンであるタイチは、防衛戦の相手に石井智宏を選びました。
仮に石井に負けたとしても、その闘いは評価される内容になると想像できます。
また、2月のHONOR LISINGで注目を浴び、NEW JAPAN CUP(以下NJC)にも出場したカバナも選出される気がしています。
恐らくROHからはいつも以上の選出があるでしょう。
ここまでは可能性の高い3人です。
仮に昨年のメンバーがそのままスライドされたとして、あと4人足りません。
では、残り4人は誰になるのか?
1人目は昨日の記事で名前を出したランス・アーチャーです。
理由は前回の記事を見れば明らかでしょう。
ランスが選ばれるなら、デイビーボーイ・スミスJr.が2人目になると思います。
スミスの場合、矢野通と同組にならないことを祈るばかりですが…
3人目は現IWGPジュニアヘビー級王者のドラゴン・リーの実兄、ルーシュの可能性が高いと思っています。
現在CMLLとROHの両団体で活動するルーシュですが、先日意味深ツイートをしていました。
— rush cmll (@rushtoroblanco) 2019年5月22日
開幕戦がアメリカ・ダラスということもあり、ROHからの出場メンバーは例年以上に多いと思われます。
グローバルにファンが喜ぶ人選という意味でも、ルーシュが適任です。
最後の4人目はサプライズ枠を期待します。
過去新日本のリングに上がったことのない、ビッグネームが選出されることを願うばかりです。
そもそも新日本のヘビーの選手は層が厚いので、20人から4人増えたところで人選には困らないでしょう。
もしかしたらBOSJ優勝者やジュニアヘビー級の選手も、エントリーされるかもしれません。
ウィル・オスプレイや鷹木信悟が出ても、違和感は無いと思います。
昨年は6月の『KIZUNA ROAD』後楽園大会で発表されたG1エントリー選手ですが、今年はドミニオンで発表になるかもしれません。
今年はNJCのトーナメントが過去最高の32人となり、BOSJもG1と同じ合計20人のエントリーになりました。
G1の出場枠だけが、昨年までと同じということはないでしょう。
あくまで私の憶測に過ぎませんが、2014年の22人を超えるメンバー選出に、期待が高まるばかりです。