棚橋弘至がゲイブ・キッドのG1でのファン人気を嬉しい誤算と高く評価

棚橋弘至、ゲイブ・キッド【撮影:Koba】
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ック・セイバーJr.の初優勝で幕を閉じた真夏の祭典G1クライマックス。

出場枠が20人に戻り厳選された選手の激闘となった今夏のG1は、濃密過ぎる1ヶ月となりました。

大会翌日、更新された「棚橋弘至のPodcastOff!」では、Aブロック突破の3名が決定した長岡大会までを総括し、選手達の活躍を振り返りました。(番組が収録のため)

その中でも棚橋が高く評価したのはWAR DOGSのゲイブ・キッド。

棚橋個人としても異色を放っていたと絶賛し、新日本ときても嬉しい誤算になったと高く評価しました。

以下は「棚橋弘至のPodcastOff!」の抜粋です。

棚橋『異色を放っていたのはゲイブ』

真下『ゲイブは良かったです。ただ点数がちょっと伸びなかったですね』

棚橋『なんか僕らの年も昔も、ヒロ斎藤さん的なリーグ戦をかき回す選手もいたんですけど、ゲイブはそれだけじゃなくて。やっぱり決勝進出というか、勝ちへの姿勢が見える反則なので。だからブーイングも勿論あったんですけど、ゲイブ推しのファンも非常に多くて。ゲイブコール起きてましたもんね』

真下『はい。今、カリスマ的な部分の芽生えでいうと、もしかしたら辻選手とか成田選手、海野選手、上村選手よりも支持はあるかなと』

棚橋『そうですね。断然にゲイブにのれるっていう、いるんですよね。これは恐らく会社側、新日本側としても予想外の跳ねというか、嬉しい誤算というか』

引用:「棚橋弘至のPodcastOff!」

 

ゲイブの試合に熱狂したファンも多かったことでしょう。

配信で見ていても分かる大歓声振りは、ファンの支持率の高さを実感できます。

試合では狂犬振りを発揮しながらも、試合前のサイン会を精力的にこなす姿勢もファンにとっては嬉しい限りです。

 

棚橋はゲイブのG1での貢献度を評価しつつ、一番G1で伸びた選手であることは間違いないとその実力も認める発言を口にしました。

勢いに乗るゲイブは現地時間の8月30日のワシントン大会で、STRONG無差別級王座の防衛戦を行います。

今夏のG1を制したザックやIWGP世界ヘビー級王者の内藤哲也のシングルマッチを抑えて、ゲイブの試合はセミファイナルに抜擢されています。

PPVのみの配信で価格は2,990円。

第0試合も合わせると11試合もあるビッグマッチですので、2,990円という価格設定も決して高くないでしょう。

G1で成長したゲイブのタイトルマッチは、想像を絶する激しい試合になると思います。