犬猿の仲であるエル・デスペラードとマスター・ワトがタッグ結成へ

エル・デスペラード、マスター・ワト【撮影:Koba】
国内プロレスニュース




Pocket

ロレスの魅力が随所に詰まった新日本プロレスの両国国技館大会。

IWGP世界ヘビー級王座を元パートナーのEVILから防衛し、師である武藤敬司からそのベルトを受け取ったSANADAは感無量であったことでしょう。

次は新日本の入門テストで不合格だったSANADAに対し、唯一合格だった内藤哲也と東京ドームで闘います。

SANADAのシンデレラストーリーはまだまだ続くことになりそうです。

 

本日15時からは早速来年の東京ドーム大会の第1弾対戦カード発表記者会見が行われます。

恐らく、今週末にロンドンで行われる「Royal Quest 3」の対戦カードも発表になるでしょう。

 

東京ドーム大会の対戦カード以外、どこまで発表されるか分かりませんが、個人的に気になるのは次期シリーズであるスーパー・ジュニア・タッグ・リーグ(以下SJTL)の出場チームです。

SJTLはシリーズ名に起用されており、久しぶりにヘビー級のタッグリーグとは別々に行われます。

全戦ライブ配信も決まっており、出場チームやその発表方法など話題性が必要です。

シリーズ開幕2週間を切っているにも関わらず、昨日の両国大会では何も発表されることはありませんでした。

 

ジュニアが主役のシリーズがどれだけ盛り上がるか気が気ではありませんが、予想外のタッグチームが誕生しそうです。

そのタッグチームとはエル・デスペラードとマスター・ワトの新生コンビ。

7番勝負を闘い終えたワトはデスペラードにパートナーとなって欲しいと要望しました。

ワト『デスペさん!』
デスペラード『なんだ、オマエ? 急にどうした?』
ワト『分かったんですよ』
デスペラード『何が?』
ワト『このシリーズ組んで、闘って、オレたち闘って、分かったことがあるんですよ』
デスペラード『うんうん』
ワト『アナタの、デスペさんの試合の組み立て方が僕の手に入れば、強くなれるんですよ』デスペラード『オォ….オレのメリットはどこにあんの?オレのメリットは?』
ワト『メリットはこれで、しっかりとした本隊に入ったってことです』
デスペラード『オオオ、そういう言い方するか。卑怯者め』ワト『だからオレと、いや自分と組んでください(※と言って、手を差し出す)』
デスペラード『もういいよ、握手はさっきしたから』
ワト『もう一度!』
デスペラード『もういいって』
ワト『もう一度、お願いします』
デスペラード『なんか変なもんでも食べたのか、オマエは?』
ワト『食べてはいないです』
デスペラード『食べてはない。どっか打ちどころが悪かったかな? ごめんな』
ワト『打ちどころも悪くないと思います』

デスペラード『まあちょっと考えさせてください』

引用:新日本プロレス

 

犬猿の仲だった2人がタッグを組む可能性があるとは、誰が思ったことでしょう。

昨年のインクレディブルマッチで否応なくタッグを組むことになった2人ですが、デスペラードからはヤングライオンと組んだ方が上手くいくと揶揄されていました。

新日ジュニアのビッグ3と言われるデスペラードと、今年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアを優勝したワトが組むことになれば、まさしくドリームチームの誕生となるでしょう。

『ちょっと考える』と煙に巻いたデスペラードですが、ワトはタッグ結成に自信満々です。

 

いつ発表されるか分かりませんが、SJTLにデスペラードとワトが組んで出場となれば、これ以上のサプライズはないでしょう。

凸凹コンビになりそうな気もしますが、必ずこの2人がジュニアのタッグリーグを盛り上げてくれるはずです。