新日本プロレスのアナウンサーでもお馴染みの清野茂樹さんのラジオ番組「真夜中のハーリー&レイス」出演。
レスラーになり新日本に辿り着くまでの道のりを語りました。
【噛みつけ!!飢えた狂犬!!】NWA総会は668回目の防衛戦として、新日本プロレスのゲイブ・キッドを挑戦者に指名した。BULLET CLUB WAR DOGSの一員であり、今「最も凶暴」と言われる男の挑戦が決定。現STRONG無差別級王者として二冠を狙いに来る。試合は9月8日(日)21時半に放送される。(番記者)#美獣 pic.twitter.com/DXnbBUVQPJ
— 真夜中のハーリー&レイス (@HandsomeRace) September 6, 2024
清野アナウンサーがゲイブの試合スタイルが昨年6月に変わったと本人に伝えると、ゲイブはそのキッカケはバレットクラブに入ったことと回答。
またチャンスをくれたのはデビッド・フィンレーだったと、WAR DOGSリーダーへの感謝を語りました。
通訳『一番変わったキッカケになったのはバレットクラブに入ったことで、あの前っていうのが自分が一番苛立っていて、どういう風にしていったらいいのか分からなくて行き詰まっていたんですけど。フィンレーから連絡を貰って自分の真の可能性に気付いた。 なのでフィンレーからの一本の連絡っていうのが、自分にとっては目覚まし時計のウェイクアップコールになったと』 清野『今思えば行き詰まっていた理由は何だったと思いますか?』 通訳『今やるべき事はすべてやっていたはずなのに、パンデミックで自分をなかなか呼ぶことができなくって、自分自身にも動く機会がなかったと。そんなところでメルセデス・モネ選手ですとかサンノゼでの大会で出てきて。で自分は何も呼んでもらえないしやることがない。 だけれども、やっぱりそういうところからも考えて、多分会社の方も「メルセデス・モネが会社を支えてくれるのか?いや、違う。やっぱりゲイブなんじゃないのか」っていうところを思ってくれたと思うんですけど、結局チャンスをくれたのは新日本というよりもデビッド・フィンレーだったと思います』 引用:「真夜中のハーリー&レイス」 |
実は先日海外メディアのインタビューに答えたフィンレーが、『ゲイブ・キッドのポテンシャルを最初に見抜いたのは俺だった』と答えていました。
試合では荒々しい2人ですが、WAR DOGS内にもリスペクトのある師弟関係が存在するのかもしれません。
また日本に来たとき、最も感激した人は誰ですかという質問に対し、イギリスでの鈴木みのるとのエピソードを語りました。
清野『会って最も感激した人は誰ですか?』 ゲイブ『(片言の日本語で)スズキミノル。2016ハジメテスズキミノル、ソシテデスペラード、UK RPWノ…』 清野『試合前のスパーリングに参加したんですよね。相手にして貰えなかった』 通訳『ダメですね。入っていけません。(鈴木みのるに)キャッチレスリング教えてくださいと頼み込んだ』 清野『そしたらボロボロに?』 ゲイブ『15フン、キャッチレスリングレンシュウデ、メニーゲイブメニー、タップ、タップ、タップ』 清野『何度も極められた』 通訳『もうそこでどうやったら新日行けますかって言ったら「練習続けろ、努力を続けろ。そしたら道は開けるから」と言われて』 清野『まさに鈴木さんが一番のメンターですね』 引用:「真夜中のハーリー&レイス」 |
新日本のイギリス大会で鈴木みのるとエル・デスペラードに出会ったゲイブ。
イギリスでの大会で鈴木みのると試合前のスパーリングをしたエピソードは有名で、清野さんも知っていたのでしょう。
チャンスを掴み日本に辿り着いた背景には、鈴木みのるの助言があったことを明かしています。
鈴木みのるとの試合前スパーリングに参加していなければ、新日本のゲイブは誕生していなかったのかもしれません。
ゲイブが今に至るまでの鈴木みのるとフィンレーとの出会いは、レスラー人生においてターニングポイントになっていたことでしょう。
いつ、どんな形になるか分かりませんが、リングの上でシングルマッチという恩返しがみたいものです。
清野アナウンサーの「真夜中のハーリー&レイス」はSpotifyなどのアプリで聴くことができます。