G1クライマックスのAブロックは、優勝候補のオカダカズチカと鈴木みのるが連敗スタートという大波乱の2戦目となりました。
他にもYOSIH-HASHIが連敗スタートになりましたが、Bブロックも不吉な予感がしてきました。
Bブロックで敗戦スタートとなった選手は…
矢野通 ジュース・ロビンソン 内藤哲也 SANADA ザック・セイバーJr.
ちなみに昨日のブログで優勝予想を覆した内藤哲也だって、十分2連敗する可能性があります。
次の後楽園で闘う相手は、石井智宏。
昨年はシングルマッチで2敗している相手です。
もし本当に負けたら、飯伏幸太が予想する内藤失速説への注目度もアップするでしょう。
そして、気になるのが開幕2連敗して優勝することはできるのか?ということ。
勿論、物理的には可能でしょうが、ライバル達が連勝を積み重ねたら、逆転することは容易ではありません。
ちなみに昨年優勝した内藤哲也は7勝2敗で決勝戦進出、一昨年優勝したケニー・オメガは6勝3敗で決勝戦進出しています。
おそらく優勝決定戦進出ラインは3敗まで。
では、過去に連敗スタートから優勝した選手はいたのでしょうか?
2010年以降のG1クライマックスで、たった一度だけ2連敗から優勝した選手がいます。
それは、2013年のG1覇者…
内藤哲也
このとき裕二郎と飯伏に負け2連敗スタートとなりました。
ちなみに現在海外の某団体にいる中邑真輔も、連敗スタートしています。
結局、リーグ最終戦を終え5勝4敗で5人並んだ2012年のBブロックでしたが、直接対決で上回った内藤哲也が決勝戦にコマを進め、見事優勝を果たしました。
だから、オカダが2連敗したからと言って、みのるが連敗スタートしたからと言って、優勝の可能性がなくなったわけじゃありません。
それは内藤哲也だって同様です。
もし内藤が次の公式戦で負けても、内藤の優勝を諦める必要はありません。
トランキーロじゃいられないかもしれませんが、もっとリーグ戦が面白くなる、内藤哲也なら面白くしてくれるだろうと期待していいと思います。
今年の夏はBE A SURVIVERです。
つまり、最後の最後まで諦めずもがき続けた者だけが、生き残れるということです。