長かったG1クライマックスの激闘の数々も、両国国技館大会3DAYSで終焉を迎えます。
今夜決まるはAブロック代表、そして優勝決定戦を闘う1人目のレスラー。
45試合の頂点に立つ男なだけに、誰がトップでも感慨深いものがあるでしょう。
Aブロックから優勝決定戦進出の可能性を残している選手は全部で4人。
腰の痛みに耐えながらも、なんとか勝点を積み上げてきた“超人”オカダカズチカ。
「本当の神になる」宣言で、2年連続G1制覇を狙う“神の子”飯伏幸太。
バレットクラブのリーダーとして新しい時代を切り開く“暴君”ジェイ・ホワイト。
ヘビー級の身体を作り上げ未だ底が見えない“空王”ウィル・オスプレイ。
当ブログで直前に優勝決定戦進出予想アンケートを行った結果、上位3つの組み合わせはご覧の様になりました。
【投票率1位】
飯伏幸太 vs SANADA
【投票率2位】
ジェイ・ホワイト vs EVIL
【投票率3位】
オカダカズチカ vs SANADA
G1とは過酷なリーグ戦を勝ち抜いた勇者と、その激闘を見守った者だけが感動を味わえる1年に1度の祭典。
勝利と運が必要なファイナリストの切符をてにする勇者は一体誰になるのか。
運命を決める試合順はご覧の様になります。
第4試合 オカダカズチカ vs ウィル・オスプレイ 第5試合 飯伏幸太 vs タイチ 第6試合 石井智宏 vs ジェイ・ホワイト |
ここからは試合結果をお伝えします。
第4試合、試合開始早々からハイスピードの攻防が始まったオカダ対オスプレイ戦。
試合終盤、スターダムのビー・プレストリーがリングサイドに登場。
オスプレイのピンチにビーがリングに上がると、何者かがリングに上がりオカダを急襲。
誰かと思えばイギリス遠征中のグレート・オーカーンでした!
【10.16両国大会・第4試合】
『G1 CLIMAX 30』Aブロック公式戦!
オカダ・カズチカvsウィル・オスプレイ!場内騒然!イギリス遠征中のグレート-O-カーンが乱入……!
★試合の詳細は新日本プロレス・スマホサイトで速報中!https://t.co/0UHQHglh5f#njpw #G1CLIMAX30 pic.twitter.com/Gb4fwhoBtR
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) October 16, 2020
倒れているオカダに対しオスプレイがストームブレイカーで勝利。
するとそのオスプレイが敗れたオカダの背後に回りヒドゥンブレイド!
倒れたオカダに罵声を浴びせ、オーカーンと花道を後にしました。
恐らく、オスプレイはこれでCHAOSを裏切るということでしょう。
オーカーンと新たなユニットを作るのか、それとも…
オカダ強襲から数十分後オーカーンが一言呟きました。
ええ気分じゃ
— “Dominator”Great-O-Kharn (@O_Kharn) October 16, 2020
詳しい考察は明日記事にしたいと思います。
なお、Aブロックの結末は後ほど追記します。
【追記】
第5試合は飯伏幸太とタイチとの一戦。
あの事件の後、観客も集中力を欠いた状態で始まった一戦でしたが、タイチと飯伏は蹴りのみで闘い始めることに。
まさかの事件を払拭するような蹴激戦の結末は、カミゴェで飯伏の勝利。
これで次の試合でジェイが負ければ、3年連続で優勝決定戦進出になります。
メインイベントのジェイ対石井戦は、序盤からテーピングを巻いている石井の膝を攻める展開に。
断るごとに外道の介入がありながらも、石井が執念で跳ね返しました。
満身創痍の中、外道を蹴散らしジェイの優勝決定戦を阻止したのは“漢”石井智宏。
この結果、ジェイは勝点12のまま。
セミで勝点を14に伸ばした飯伏が、3年連続優勝決定戦に駒を進めました。