皆さんは新日本プロレスのメイ社長のコラム『ハロルドの部屋』を読んだことはありますでしょうか?
【無料で読める!】
メイ社長コラム『ハロルドの部屋』更新!
第27回は「ツイッターに潜む魔物」https://t.co/kPdnzaZyfW#njwk13 #njpw #ハロルドの部屋 #メイ社長 pic.twitter.com/FN3JBwr9y1— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) November 15, 2018
実は、今回のコラムでちょっとした事件が起きました。
いや、大事件勃発です!
私のブログで11月11日に書いた『新日本プロレスの海外戦略は是が非か?』という記事。
すでにこの記事を読んだ方なら分かるでしょうが、なぜ“海外戦略”が必要かという内容を書きました。
海外戦略という言葉が独り歩きしファンの不満が爆発しそうな現状で、少しでもファンの気持ちを新日本側に伝えたいという気持ちからです。
それに、ファンの方にも海外戦略が必要な理由が分かれば、少しでも納得してくれるのではと思ったから。
ファンを大切にすることと、なんでも説明することは決してイコールではありません。
会社が説明できない以上、プロレスファンによるブログで発信できればと思い書いた記事が、『新日本プロレスの海外戦略は是か非か?』でした。
結果、翌日にメイ社長が更新したコラムが『国内か海外か』。
内容は完全に私が書いた記事『新日本プロレスの海外戦略は是か非か?』に対しての回答としか思えません。
正直、そのコラムを読んだ瞬間血の気が引きました。
メイ社長がファンのブログを読んでくれた可能性があるというのにです。
これは書いた本人にしか分からない感覚ですが、正直ちょっと怒っていると感じました。
私がブログにしなくても、ファンの不満はすでに届いていたことでしょう。
もしかしたら、会社批判に感じてしまったかもしれないという不安。
ファンの期待に応えるため少しづつ改善しているのに、第三者(私)が説明するほどお節介なことはないと気付いてしまったからです。
しかし、全てのモヤモヤは昨日のメイ社長のコラムですっきりしました。
『ツイッターに潜む魔物』
メイ社長はこのコラムで、事の真相をすべて暴露しています。
『え?コバさんのブログ?2018年11月11日の?い、いったい何の話ですか!?(汗)知りませんよ!
…何か証拠でもあるんですか?私が読んだっていう。
…ハイ、ヨミマシタ!
えーえー、読みましたとも!!
…悪いですか?そんなの普通のことでしょう!!他の人だってみんなやってますよっ!!
良いブログなんだからっ!!(バーン!机を叩く音)
…え?読んでどう思ったかって?…正直言ってドンピシャな上に、一筋の光のように感じましたよね。
だからLA出張中だったにもかかわらず…アンサーコラム的なものって言うんですか?スピンオフ?
とにかくすぐに書きたくなったんです。それが前回のコラムのきっかけですよ。』
引用:新日本プロレス【ハロルドの部屋】
しかも、丁寧に私のブログのリンクまで貼ってくれています!
今でも信じられないですが、半信半疑なら是非メイ社長のコラムをご覧ください。
メイ社長のコラムを読む限り、Twitterでファンの声だけでなく、プロレスファンのブログを読んでいる可能性も高いでしょう。
ブログランキングには“トペブロ”以外にも、多くのプロレスブログが存在します。
交流のあるブロガーさんは何人かいますが、皆さんのお気に入りのブログが見つかるかもしれません。(DとかFとかTとかMとか)
ちなみに、私が一番お勧めしたいブログは『ホーホケキョプロレスカイガイノハンノウ』さんです。
トペブロにない足りない話題を、沢山提供してくれます。
もしかしたら、メイ社長もすでに読んでいるかも…
ところで、ずっと不思議に思っていることがあります。
なぜ、メイ社長のコラムは無料で公開されるのか?
理由は色々あるでしょう。
▪ファンの不満に素早く回答するため
▪試合の宣伝や新日本プロレス情報の告知のため
▪会社の考えを伝えるツールにしているため
これだけで十分な理由ですが、今回の件でひとつの答えに辿り着きました。
それは…
ファンとのコミュニケーションを大事にするため
今回のメイ社長のコラムで、『私は「メイ社長」でしか絶対にエゴサしません』と書いてあります。
試しにTwitterで#メイ社長と検索してみましたが、ハロルドの部屋でアンナーコラムする元記事となった『新日本プロレスの海外戦略は是か非か?』は検出されませんでした。
確かに、この時のツイートには“メイ社長”というキーワードは一切入れていません。
もしかしたら、他の人のツイートから私のブログに辿り着いた可能性もあります。
しかし今回は、違う方法で辿りついたんだと思っています。
実は試合会場で2度、メイ社長と2ショット写真を撮らせていただきました。
その内1回だけ、お話する時間をいただけたのです。
思い切って『トペブロ』の宣伝してみましたが、恐らくその時のことを覚えていたのでしょう。
もしかしたら、その日から『トペブロ』をチェックしてくれたのかもしれません。
ファンがプロレスラーと直接関われる機会は、かなり限られています。
唯一許されるのはファンクラブ限定撮影会と、試合当日に行われるサイン会。
(大勢のファンが参加型のイベント等ありますが)
それ以上にプライベートなコミュニケーションがあると、プロレスの世界観を壊し、プロレスがプロレスじゃなくなってしまいます。
だから、プロレスラーではないメイ社長がファンの生の声を聴く窓口を買って出たのではないでしょうか。
『ハロルドの部屋』で語る口調は柔らかくユーモアに溢れ、メイ社長は話しやすい人という印象を持てます。
すべては、ファンの声を直に聴くため。
Twitterでは辛辣になってしまうファンの不満も、メイ社長本人を目の前にすれば言葉を選んで話しかけることでしょう。
レスラーとの距離を保ちつつ、ファンの要望も聞く機会を作る。
メイ社長がしていることは、新日本において革命なのかもしれません。
【お知らせ】
メイ社長がコラムで書かれた通り、楽天市場で闘魂SHOPのオンラインサイトがオープンしています。
まだ品揃えは潤沢ではありませんが、楽天カードをお持ちであれば楽天ポイントが溜まります。
すぐ下にリンクを貼ったので、皆さんもご活用ください。