9・24大田区総合体育館大会のバックステージで、バレットクラブのタマ・トンガがジェイ・ホワイトのG1クライマックス欠場に対し苦言を呈していました。
タマ・トンガ「俺はこの船のキャプテンだ! ジェイ・ホワイト、おまえ、今どこにいるんだよ? おまえの大事なポジションがなくなっても困らないのか? もうおまえが必要ないって言うなら、この俺が奪い取ってやる」
コメント全文はhttps://t.co/dJtCzbhccK#G131 #njpw pic.twitter.com/JAxl75ht6U
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 24, 2021
タマの言う『この船』とはバレットクラブのことを指しているのでしょう。
G1に参加せず日本へ来ないジェイに対し、バレットクラブのリーダーのポジションを奪うと強気な発言をしています。
これまで元バレットクラブの選手を批判することはありましたが、現バレットクラブのメンバーを批判することは久しぶりではないでしょうか。
バレットクラブの歴史を振り返ればとターニングポイントで裏切りがあり、昨年のG1クライマックスでもAブロックのジェイとBブロックのEVILの批判合戦がありました。
結果、衝突もなくバックステージの舌戦は無かったかのように振る舞われていますが、またユニット内で分裂騒動が起きるかもしれません。
現在、アメリカを拠点にNJPW STRONGやインディー団体に出場しているジェイですが、今度はタマが意味深なツイートを投下しました。
“Does he know?”
“No he doesn’t” https://t.co/mgmBqQzBnS pic.twitter.com/WImmoeYJaa— Tama Tonga (@Tama_Tonga) September 27, 2021
タマ・トンガとEVILが結託か?
いつの写真か分かりませんが、タマとEVILがヒソヒソと話している様子に、こんな会話を付け加えています。
“Does he know?”
“No he doesn’t”
“アイツのこと知ってるか?”
“いいや、知らないね”
ジェイのことなど知らないという会話ですが、片方がタマのセリフであり、もう片方がEVILのセリフです。
ツイートしているのはタマですが、どちらのセリフがタマなのかは分かりません。
“Does he know?”という質問は漠然としていますが、“No he doesn’t”という答えには悪意があります。
“彼を知ってるか?”という質問に、“バレットクラブのリーダーだ”とか“USヘビー王者だ”と答えることができるからです。
つまり、“ジェイなど知らない”というセリフを言わせている構図とも取れます。
ツイート自体はタマが作ったセリフですが、2人とも日本にいる以上、実際のやり取りをツイートしている可能性もあります。
果たしてどちらが言わせて、どちらが答えたのか…
このタマのツイートに対し、ジェイは反応していません。
反応はなくともこのツイートは目撃していることでしょう。
過去舌戦を繰り返したEVILと、自分を批判し出したタマが結託したと思っても不思議ではありません。
恐らく、ジェイが様子を見ているのは直近でタマとEVILが公式戦で闘うからではないでしょうか?
結成か?それとも裏切りの始まりか?
10・4後楽園ホール大会では、タマ・トンガとEVILのG1公式戦が控えています。
過去闘わず勝ち点を与えることもあったバレットクラブですが、今年のG1は全て真っ向勝負で闘っています。
今、タマとEVILが結託するなら勝ち点を譲る可能性や勝ち点を分け与える可能性もあるでしょう。
G1の大会規定では、『全ての引き分けは両者1点』というルールになっています。
リングアウト負けが引き分け扱いならば、お互い勝ち点1を得るためにリングアウト負けを狙う可能性もあるのではないでしょうか。
恐らく、ジェイはこの試合で2人の関係性を見定めたいんだと思います。
チケットが完売している10・4後楽園ホール大会で、バレットクラブに動きがあるのかどうか…
もしかした、この日がバレットクラブのターニングポイントになるかもしれません。