ケニーオメガに“今までありがとう”とは言わない理由【プロレス大賞授賞式】

“独り言考察”




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1月17日都内ホテルにて、『東京スポーツ新聞社2018年度プロレス大賞授賞式』が行われました。

新日本プロレスからは4選手受賞されましたが、注目は去就が定まっていないケニー・オメガが現れるのかどうか。

来ないことも予想されたケニーですが…

 

ケニー・オメガの登場です

 

1・4東京ドーム以来の公の場となりましたが、多くのファンがケニーの登場に微笑んだことでしょう。

しかし、一方で何を話すのか不安になった方も多かったはずです。

 

会見では、ケニーの言葉でこう伝えられました。

『ハイ、新日本プロレスのケニー・オメガです。ベストバウトありがとうございました。

今年、悲しいこと言いたくないんですけど……。

 

来年またこのステージに立てないかもしれないんですよね

 

……なんですけど、世界で活躍して、世界で活躍をみせて、また大きい会場でベストバウトを必ず見せますので。

うーん。東スポの大賞はここで最後ではないと思うんですけど。

またいつかはベストバウトかMVPか技能賞とか、なにか取りたいかと思います。

また会う日まで、Good Bye and Good Night

引用:新日本プロレス

 

また、受賞式後にマスコミの取材を受けたケニーは、今後についてこうコメントしています。

『後に取材に応じたオメガは今後のスケジュールについて「言えないね」と複雑な胸中を明かしながらも、現時点で2月以降も新日本で試合をする可能性がないかと問われると、「そうですね。スケジュールはわざとつけていない」と話した』

引用:デイリースポーツ

 

そして、codyヤングバックスが立ち上げたAEW(オールエリートレスリング)について問われると…

『グッドラックと言いたい。頑張って欲しい。すごいものになりそう』

『友達の団体だから興味はあるよ。友達だからサポートするしかない

引用:デイリースポーツ

 

私が知る限り、これが授賞式でケニーが語ったコメントの全てです。

 

ケニーのコメントをまとめると…

▪︎今年は世界に活躍の場を求める

▪︎だから来年はこのステージに立てないかもしれない

▪︎今後の予定は言えないし

▪︎2月以降、新日本のスケジュールは付けてない

▪︎AEWについては応援するし、サポートする

 

皆さんはこのコメントを聞いて、どう思ったでしょうか?

 

私は…

やっぱりケニーは退団しないと思いました

 

以前、スポーツ紙でケニー退団のニュースが出た時、このブログでこのような記事を書きました。

 

今は入れる場所もないし、新日本にいない方がいい』

今のところはしばらくリングに立たない方がいい』

 

これはその時スポーツ紙に語ったケニーの言葉ですが、言い方は違えどあの時と言っていることはあまり変わりません。

 

決して“新日本を退団する”とも、“もう日本では試合はしない”とも、“そっちと契約を結んだ”とも、肝心なことは一言もいいませんでした

 

さらに救いは、AEWについてのコメントです。

興味はあるし、サポートすると言っていますが、このコメントでは契約して主戦場をAEWにするとは聞こえません。

スポーツ紙の退団ニュースと今回のプロレス大賞の授賞式の発言をまとめると、“今年は当分試合には出ない、AEWに限らず世界のリングで試合をしたい”ということではないでしょうか。

 

 

しかしたら、今年は1試合も新日本のリングに上がることはないかもしれません。

しかし、いつかまたプロレス大賞を受賞したいと言ってることから、必ず新日本に帰ってくるということではないでしょうか。

 

今回の授賞式のケニーのコメントで、新日本を退団したと思うファンは多いと思います。

Twitterでは、ケニーへの感謝のつぶやきも沢山目にしました。

 

しかし、私はケニーに『今までありがとう』とは言いません。

 

いや、言うべきではないと

 

私はケニーが語ったこのコメントが、もっとも本音に近いと思っています。

『ケニーが行って「うれしい」と言われる場所にいたい。

それが今は新日本ではないから、俺はいなくなる』

引用:東スポweb

 

ケニーに今までありがとうと言ってしまっては、新日本に戻る場所がないというのと一緒です

ケニーに「日本にいて欲しい」、ケニーが新日本に戻ってきたら「うれしい」、ケニーが必要だから「戻って来てほしい」

ケニーに掛ける言葉は感謝の言葉ではなく、ケニーを必要とする言葉ではないでしょうか。

 

今回の考察を読んで、非現実的と思われる方もいるでしょう。

もしくは、淡い期待を抱かせるなと言われるかもしれません。

 

しかし、希望がなくなってしまっては現実しかなくなってしまいます。

現実だけでは心が枯れてしまう…

現実の中に希望があって、はじめて前を向いて歩くことができるのではないでしょうか。

だから、希望は捨てません。

そして、ケニー・オメガを信じます。

 

最も現実的な事実は、新日本プロレスから何もアナウンスがないということ。

契約者が退団をアナウンスしない限り、退団は成立しません

これが希望のある現実です。

 

 

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