タイチは、何故内藤哲也を追い続けるのか?冬の札幌で狙う大事件とは…

“独り言考察”




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昨日行われたIWGPインターコンチネンタル選手権の調印式、皆さんはご覧になられましたでしょうか。

 

決戦まで48月間を切り、何が起きても不思議じゃない調印式。

私が見た印象は、不安が見え隠れしているように感じました。

 

誰がって…

チャンピオンの内藤哲也が

 

そして、挑戦者のタイチには何か企んでいる恐さがありました。

 

事の発端は、タイチからの挑発です。

『冬の札幌は何かが起きる…。試合結果だけでなく、試合後のリングでも何か起きたりしてな』

引用:東スポweb

 

当然内藤も『どうせ何も起きないんでしょ』って、タイチのハードルを上げにかかります。

 

調印式では改めてタイチが、冬の札幌で“何か”起こることを予告しました。

『まあ別に、今さらしゃべることはないんだけど。まあ、何回も言ってるけど、冬の札幌はなんだっけ? そういうのあるんでしょ? 

まあ、いろいろ聞いてると、大方の予想は、「内藤が勝つだろう」って言ってるらしいけどよ、試合結果がひっくり返っただけでも、「何かが起きた」って言われるかもしれないけども、それだけじゃ物足りないからな

まあ、何が起きるか起きないか、楽しみにしてもらおうかなあ……』

引用:新日本プロレス

 

NJPW WORLD(ライブ&オンデマンドサービス)で視聴しながら、調印式でも何が起こるだろうと身構えていました

それは内藤本人も、意識していたことでしょう。

 

けど、結局何も起きなかった。

 

会見序盤はいつも通りの内藤哲也でしたが、徐々に緊張を帯びているように感じたのは私だけでしょうか。

 

様子が変わったのは会見後の撮影が始まってから。

菅林が退場してから、内藤は準備いていたことでしょう。

 

いつ襲われてもいいように

 

ベルトをタイチの目の前に置いたのは、『これで殴ればいいじゃないか』と誘っているように感じました。

タイチと内藤の距離は数10CM。

見ていた私も、何か起こるんじゃないかという緊張感を持って見守ります。

 

しかし、タイチは何もせずマイクを取りこうコメントしました。

『なんにも起きねえとかよ、勘違いしてたらエライ目、見るからな。

2月3日でよ、俺はこのベルトの、クソハポンファンどもはな、全員終わりだ。

どんな手を使ってでも……

これ以上は、ってやつだな。楽しみにしとけよ、あさってまで。

正々堂々、頑張ろうぜ。いい試合しようぜ、俺とよ』

引用:新日本プロレス

 

どんな手を使ってでもと言いながら、正々堂々と試合しようと言ったタイチ。

内藤の目の前に出した手は拳ではなく、握手を求める手でした。

 

それに対し拳を上に掲げグータッチを求める内藤。

誰が見ても無防備な姿勢で、今度こそタイチの奇襲を待ち構えました。

しかし、タイチが選択したのは内藤の掲げた拳を取っての握手。

そして、タイチは会見を後にしました。

 

肩透かしを食らった内藤はタイチ退場後マイクを取り、再度挑発します。

『期待させたからには、皆様の予想をいい意味で裏切るか、皆様の予想以上のことをするしかないわけで。

もちろん何か考えてるわけですよね? 皆様が驚くようなサプライズ。

ンー、まあないでしょう。

皆様の予想通り、あさって、俺が防衛することになりますよ。その結果、ここ北海道では2度目となる大合唱。

皆様、楽しみに待っててください。アディオス!

引用:新日本プロレス

 

気になったのは、いつもの『トランキーロ、あっせんなよ』というセリフが無かったこと。

恐らく、タイチの『驚くようなサプライズ』の片鱗が見えず、焦っていたのでしょう。

会見で奇襲されれば、タイトルマッチも同様のラフファイトが予想できる。

しかし、何もしなかったタイチ。

何を企んでいるのか、タイチがどんなことを考えているのか…

 

内藤哲也がタイチの手の平の上で転がされているように見えたのは、私だけでしょうか?

 

トランキーロじゃいられない内藤に対し、トランキーロな姿勢を崩さなかったタイチ。

 

以前、フォロワーさんからこんな質問を受けていました。

 

『タイチは、何故内藤哲也を追い続けるのか』

 

すべては札幌の大地で自分との立場をひっくり返すため、この機会を伺っていたのかもしれません。

内藤哲也から3カウントを奪ったタイチは、一体何を実行するのか。

 

タイチが試合後起こそうとしているサプライズは…

内藤に代わる大合唱、そして内藤ファンの手のひら返し

 

“TAKA、飯塚、デスペ、金丸、ザック、みのる、イ・タイチ。

ノスオトロス・ロス・ナントカ~ブレス~

デ・ハ・ポン!”

 

タイチのマイクパフォーマンスに札幌のお客様が大合唱に応じたら、これ以上の大事件はないでしょう。