冬の札幌が大熱狂!SANADAと鈴木みのるの新たなライバル関係に期待!

雑感




Pocket

札幌大会2daysの初日が終わりましたが、タイトルマッチが1つもなかったにもかかわらず、白熱した試合展開で会場は大興奮状態に陥りました。

この日もっとも会場を盛り上げたのは、棚橋弘至オカダカズチカのドリームタッグ。

初めて意思疎通を図った夢のタッグは、再三の外道の介入を繰り返すほどジェイ・ホワイト率いるバレットクラブを苦しめました。

 

残念ながら棚橋のギブアップ負けとなってしまいましたが、今までで一番機能していたのは明白でしょう。

いつまで継続するか分かりませんが、この2人が感動を雨を降らせる日がやって来るんだと思います。

 

 

最も因縁深いシングルマッチは、EVILが負の連鎖を断ち切りザック・セイバーJr.から3カウントを奪いました。

 

本日のタイトルマッチを前にザックに借りを返したEVILは、バックステージで鈴木みのるに対しこう言及しました。

『それから鈴木よ、今日、俺とザックの試合、スリーカウント、リングのド真ん中で聞いたのは誰だ? 

何もわかってねーのは、オメェだろ。

今日は命拾いしたようだがな、明日がお前の命日だ。それまでせいぜい楽しんどくように。よく覚えとけ。This isnEVIL。Everything is EVIL。すべては…………EVILだ!』

引用:新日本プロレス

 

これは1・30宮城大会のみのるのコメントに対してのアンサーでしょう。

EVILの闘いを“格闘ゲーム”と揶揄されことを、勝利という結果で見返すことに成功しました。

本日のタイトルマッチでEVILが狙うは、鈴木みのるの首かもしれません。

 

 

昨日の試合で個人的に最も見入ってしまったのは、スペシャルシングルマッチのSANADA vs 鈴木みのる戦

 

SANADAが新日本に参戦してから、一番感情を出して闘った試合だったのではないでしょうか。

そんなSANADAを引き出し、その上で勝ち切った鈴木みのるのタフさを改めて実感した試合でした。

 

私の記憶が正しければ、2人のシングルマッチは2017年のG1クライマックスの公式戦以来の2回目。

実はあの時もパラダイスロックを極め、怒れるみのる相手に熱戦を繰り広げました。

もしかしたらSANADAがみのるにパラダイスロックを仕掛ける理由って、相手を本気にさせるためなのかもしれません。

そして、新しい自分を覚醒させるため。

この試合のバックステージで、珍しく口を開いたSANADAがこんなことを言っていました。

『一つだけ見つけたのは、新しいSANADAだけかな』

引用:新日本プロレス

 

昨日の試合でさらに新しいSANADAを見つけたのではないでしょうか。

今後どちらかがシングルのベルトを巻く日が来たら、2人がベルトを懸けて闘って欲しいと思うのは私だけではないでしょう。

 

本日行われるIWGPタッグ選手権の前哨戦として組まれたスペシャルシングルマッチですが、今年はこのような流れがスタンダードになるのかもしれません。

昨日の結果を踏まえて、どんな試合が繰り広げられるのか…

タッグの価値が爆発する試合になるかもしれません。