飯伏幸太が次に闘いたい相手とは…『SENGOKU LORD in NAGOYA』

IWGPインターコンチネンタル選手権試合




Pocket

今年のスリングどんたく』シリーズに加わった、尾州で行われる『SENGOKU LORD in NAGOYA』

今夜の主役は…

飯伏幸太 vs ザック・セイバーJr.

尾州と言えば毛織物の産地で、職人気質な人達が生きる土地柄のイメージです。

そういう意味では、ザック・セイバーJr.が今回のチャレンジャーに選ばれたことに縁を感じてしまいます。

 

どちらが勝っても、インターコンチの新たな景色に期待が膨らむ今回のタイトルマッチ。

変幻自在のザックの関節技に、尾張の職人達は感嘆することでしょう。

 

一方、華やかで豪快なイメージが強い名古屋に、飯伏幸太の派手なスタイルもマッチすることでしょう。

絢爛豪華なスタイルトラディショナルな職人技が立ち塞がる一戦に、期待が膨らみます。

 

どちらのチャンピオンロードも気になりますが、個人的には飯伏の長期政権を期待しています

1・4東京ドーム大会で棚橋弘至が奪還したIWGPヘビー級のベルトは、一度も成功することなくジェイ・ホワイトに渡り、ニューヨークではオカダカズチカの手に渡りました。

 

インターコンチのベルトも昨年の北海きたえーるで鈴木みのるが獲得して以来、1回以上防衛する王者が生まれていません。

みのる以降5人目の王者となった飯伏に、久しぶりの長期政権を成し遂げるチャンピオンを期待しています。

 

 

そんなですが、ザックとの防衛戦に成功しても次の挑戦者が想像できません。

2年連続敗北したNEW JAPAN CUP(以下NJC)の借りを返すべく指名したザックですが、次も負けた相手を指名するのかどうか…

 

同じ条件で指名するなら、昨年G1で敗北した棚橋かSANADAが第一候補でしょう

しかし、前者は怪我で欠場中でいつ復帰できるか分かりません。

後者も、5・4『レスリングどんたく』福岡大会で、オカダとのIWGPヘビーのタイトルマッチが決まっています。

いずれの両者も今夜の試合後に指名することは、不可能でしょう。

 

そもそも、飯伏は同じように次の挑戦者を指名するのか?

 

基本的には6月に行われれる『ドミニオン』で、インターコンチのタイトルマッチは行われるでしょう。

どこかのタイミングで誰かが挑戦表明する可能性もありますが、飯伏にはファンの予想を良い意味で裏切る意外な選手を指名して欲しいと思っています。

 

NJC初戦で内藤哲也に勝った時も、期待以上のコメントを残しました。

 

もしかしたら、今まで闘ったことのない相手を指名するかもしれません。

飯伏がヘビー級に転向してから闘っていない相手は誰でしょう。

過去のG1とNJC振り返ると、この2人とは闘っていない気がします。

 

ひとりは、鈴木みのる

 

今シリーズ、内藤に並びテーマのない選手のひとり。

もし、飯伏の口からみのるの名前が出たらファンの想像を超えることは明らかでしょう。

 

もう一人は、EVIL

 

レスリングどんたく最終日には、石井智宏プライドを懸けて闘います。

この試合の勝者が6月のレスリングどんたくで、なんらかのタイトルマッチのチャレンジャー候補になるのは自然な流れでしょう。

 

飯伏が今夜の試合で勝てるかどうかは分かりませんが、新日本での活躍を期待するファンは多いと思います。

もしかしたら、“あの男”も遠い場所から飯伏の試合を見守っているかもしれません。

 

『またいつか。頑張って』

 

 

【お知らせ】

本日の愛知大会は18:00から試合開始です。


歯を脱臼したという飯伏。

心配です(笑)