昨日、新日本プロレスから残念なお知らせがありました。
【お詫びとお知らせ】
エル・デスペラード選手が負傷のため、フリップ・ゴードン選手がビザトラブルのため『SUPER Jr.』全戦欠場へhttps://t.co/buR91C7RjA#njbosj #njpw pic.twitter.com/q9Ppe22XjD— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) May 10, 2019
フリップ・ゴードンがビザトラブルの影響で来日不可能になり、シリーズ全戦欠場。
そして、タカタイチマニアで顎の骨を骨折してドクターストップがかかった…
エル・デスペラードの欠場
このブログでも、BOSJ優勝予想にデスペラードの名前を挙げていました。
ジュニアの祭典であるベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)で、試合をする姿が見れない悲しみ。
そして、年に一度のジュニアが主役になれるシリーズに参加できない無念。
切ないです。
タカタイチマニア限定でTwitterを復活させていたデスペラードですが、BOSJ欠場のアナウンス後にクローズしています。
実はTwitterクローズの直前、今回の怪我についてツイートしていました。
その一部がこちらです。
『と言うわけだ
この発表を持って俺のタカタイチマニア2はおわり
復帰は葛西選手とのシングルマッチをタカタイチマニア3で』
引用:エルデスペラードTwitter
『あ
あと勘違いするな
「デスマッチだから怪我した」「葛西が壊した」なんてのはお門違い
後藤だって棚橋のビンタでアゴ折れたことあったろ
こんなもんはリングに上がってりゃどんな時でも起こりうること
それを俺たちは承知の上でやってんだ
今回はたまたまこのタイミングだっただけた』
引用:エルデスペラードTwitter
『「痛くないプロレス」なんて存在しない
「怪我しないプロレス」なんてのも存在しない
こんなもんはたまたまだ』
引用:エルデスペラードTwitter
今回の怪我で色々な意見があるでしょうが、タカタイチで葛西純と闘わずしてBOSJを楽しめるデスペラードは存在しなかったことでしょう。
IWGPジュニアヘビーを防衛したドラゴン・リーから指名されたデスペラードですが、今の気持ちをストレートに語っていました。
“今はタカタイチマニア2で闘う葛西純しか見えていない”
“スーパージュニアだって二の次三の次だ”
怪我が誰かのせいなんて考えは、ナンセンスです。
タイトルマッチ前には、連日前哨戦が組まれます。
練習だって毎日するでしょう。
タカタイチマニアの試合が、葛西純との試合の方が…
怪我する可能性が高いなんて、素人の私達には判断できません。
私が残念に思うことは、『誰も俺になんか期待してねぇ』とやさぐれていたデスペラードに、多くのファンが期待していたという事実があるということ。
ご存知の方も多いと思いますが5/6〜5/9にかけて、このブログで簡単なアンケートを行っていました。
それは、『BOSJで優勝を期待する選手を教えてください』というもの。
いわゆる優勝予想です。
ドラゴン・リー以外自分に期待していないと語ったデスペラードに、どれだけのファンの期待が集まったのか?
ちなみにアンケート結果は、合計1300票を超える投票をいただきました。
それもこれも新日本プロレスが好きなファンの熱意と、多くのジュニア選手への期待の表れでしょう。
ご協力いただいた方々には感謝しかありません。
ありがとうございます。
では、今では幻となった優勝予想ランキングトップ5を発表したいと思います。
第5位 田口隆祐 51票(3.8%)
第4位 ドラゴン・リー 96票(7.2%)
第3位 ウィル・オスプレイ 103票 (7.7%)
第2位 エル・デスペラード 311票(23.2%)
第1位 鷹木信悟 512票(38.2%)
※投票結果はこちらからもご覧できます(アンケートの“結果を見る”をクリック)。
1位の鷹木には及びませんでしたが、3位の投票数の約3倍の支持を得たデスペラード。
結果、多くのファンがデスペラードの活躍に期待していたという証拠が残りました。
最後に2人の欠場は残念ですが、代打としてエントリーされたのはデスペラードが推すこの2人です。
【『SUPER Jr.』出場選手変更のお知らせ】
デスペラードの代替選手は、“タイチからの刺客”DOUKI!
ゴードンの代替選手は、成田蓮に緊急決定!!https://t.co/IkbgCysi0P#njbosj #njpw pic.twitter.com/T4tX8cxylT— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2019年5月10日
弟分と語るDOUKIと、デスペラードがBOSJを推していた成田蓮。
追加出場となった2人が、デスペラードが推す選手ということに運命しか感じません。
史上最大規模のBOSJに選ばれた選手
残念ながら出場が叶わなかった選手
出場が叶わなかった選手の気持ちを背負って闘う選手
出場できない選手の代わりにエントリーされた選手
開幕前からこれ程までドラマティックなスーパージュニアがあったでしょうか。
間違いなく今年のスーパージュニアも、最高のフィナーレを迎えることになると信じています。