ベストオブザスーパージュニア(以下BOSJ)決勝戦。
週末にドミニオンを控え、通常ならタイトルマッチの前哨戦が行われるところですが、この日は行われませんでした。
なぜでしょう?
開幕戦からリーグ最終戦まで、現地観戦とワールドで視聴した私にとって、今年のBOSJはLIVE配信が少ないながらも、例年以上に盛り上がった大会でした。
そんな盛り上がりの頂点とも言える決勝戦の日に、次の興行の前哨戦を行うなんて不粋だろうと会社も判断したのかもしれません。
むしろ、BOSJを闘ったジュニアの選手も、この日後楽園で試合をしたヘビーの選手も、決勝の行方が気になって仕方なかったのではないでしょうか?
決勝戦以外は比較的和やかな試合が多かったのも、BOSJ決勝戦を考慮した選手達の配慮だったのかもしれません。
BOSJ決勝戦
高橋ヒロム vs 石森太二
ワールドの映像とはまた雰囲気が違う、現地写真をこちらです。
今大会、フィニッシュホールドで使い続けた“D”(三角締め)ですが、この日も執拗に仕掛けました。
しかし、最後は久しぶりにTIME BOMBが決まり、見事高橋ヒロムが優勝です。
そして、次はドミニオンで再びIWGPジュニアヘビーのベルトを掛けて、オスプレイとの決戦が決まりました。
今大会はジュニアを築いた獣神サンダーライガーがいない大会でもあり、高橋ヒロムにとっては自分が盛り上げなきゃと先頭に立っち盛り上げたことでしょう。
開幕2日目のメインのマイクで、BOSJに出場してる全員と盛り上げると言ったのは、覚悟の誓いだったんだと思います。
ヒロム『今回の、このBEST OF THE SUPER Jr.2018、今年のシリーズの中で一番面白かったって、“G1 CLIMAX”より面白かったって~!
俺と、こ・い・つ・ら・でぇ、言わしてやるよ』
引用:新日本プロレス
だから、そんな高橋ヒロムには優勝して欲しかった。
良い意味で私の予想を覆してくれたことを、嬉しく思います。
最後に一言だけ。
今回のBOSJ、いつもながらのタイトなスケジュールでしたが、3日連続公式戦を行い、最終日石森に勝って優勝した高橋ヒロムは、本当にジュニアの宝だと思います。
いつかジュニアのベルトを巻き、ヘビーのベルトを巻く姿も見れると信じて…