昨日の18時から会見があった「KOPW2020」のルール説明と投票方法。
試合をする選手各々がルールを決め、そのルールをファンが投票で決めるというKOPWは、ファンの期待値も高そうです。
対戦する4つの試合の8選手のルールを、発案者であるオカダカズチカから説明がありました。
なお、SHOとSANADAの試合に関してはルールが同じと判断されたので、投票は3試合のみとなります。
【『KOPW2020』1回戦 】
8月26日(水)後楽園ホール
SHOvsSANADA戦「サブミッションマッチ」
決着はギブアップ、レフェリーストップのみとする。
※この試合に関する投票はございません。#KOPW2020 #njsst pic.twitter.com/ajrhPtiCpZ
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) August 17, 2020
今回の会見の説明で各ルールの詳細を聞くことができましたが、伝えきれていない部分や気付いていなかった部分があります。
つまり、曖昧な部分であり盲点です。
皆さんも、あの場合はどうなるだろう?これはアリなのかナシなのか疑問を持ったと思います。
恐らく、この曖昧を利用できるかどうかがKOPWで勝ち抜く術となるのでしょう。
それでは、各ルールについて気になる曖昧部分を説明したいと思います。
【小島聡の必殺技指定マッチ】
小島聡はラリアット、エル・デスペラードはピンチェロコを使用した場合のみ、フォールカウントが認められるというもの。
他のカウントでフォールしてもカウントは認められません。
この説明では指定の技のみフォールカウントが認められると説明されましたが、関節技や絞め技によるギブアップについては触れられていません。
場外リングアウト負けの有無についても同様です。
もし、ギブアップも場外リングアウトも存在するなら、闘う選手は戸惑うことでしょう。
指定の技でしか勝つことができないという思い込みが、勝敗を分ける分岐点になるかもしれません。
【エル・デスペラードの必殺技禁止マッチ】
小島選手はラリアット、デスペラード選手はピンチェロコを使用した場合、反則とする。
この説明では必殺技を使った場合『反則』とすると説明されていますが、『反則負けになる』とは説明されていません。
通常の反則は5カウントまで使用OKです。
この曖昧な部分を、選手が利用するかどうか見物になるでしょう。
【矢野通のピンフォール2カウントマッチ】
決着は2カウントピンフォールのみとする。
ピンフォールでしか決着が付かないということは、場外カウントも存在せず反則負けも存在しないということではないでしょうか?
もし矢野の十八番である急所攻撃が反則負けにならないのなら、『急所攻撃➡︎丸め込み』であっという間に試合は終わるでしょう。
このルールが最も秒殺になる可能性があります。
新日本プロレスの最短試合時間がどの位なのかは分かりませんが、大記録が樹立できそうです。
【BUSHIの場外リングアウト5カウントマッチ】
決着は場外リングアウト5カウントのみとする。
決着は場外リングアウト5カウントのみとするということは、場外でしか決着がつかないことになります。
場外リングアウト勝ちは矢野通の得意分野になりますが、場外5カウントではやれることが限られます。
矢野がリングの上で小細工をするのか、場外で小細工をするのかが注目です。
このルールは一瞬で決着がつく可能性もあれば、いつまで経っても決着がつかない可能性もあるでしょう。
「KOPW2020」の1回戦は時間無制限です。
30分以上、「追いかけっこ」に終始するかもしれません。
矢野の策略が勝るのかBUSHIの戦略が勝るのか、かなり面白い試合になることが予想できます。
【オカダカズチカの1vs3ハンディキャップマッチ】
オカダカズチカ vs 高橋裕二郎&邪道&外道。オカダは3選手のうち1選手に、バレットクラブはオカダに勝利した時点で決着とする。
通常ルールにのっとれば、バレットクラブは3人同時では闘えず試合権利がある選手のみが闘えるということでしょう。
オカダ自身が発案したルールですが、かなりオカダ不利のルールになりそうです。
フォールを狙ってもギブアップを狙っても、残り2人がカットに入ることができます。
完全に誰かを孤立した状態を作らない限り、オカダが勝つことは難しいでしょう。
さらに、場外で捕まればリングアウト負けになる可能性もあります。
ダメージを負った状態でバレットクラブメンバー2人に羽交い締めにされれば、オカダといえ抜け出すことは容易ではないでしょう。
いかに外道がこのルールを上手に使うかが、この試合の勝敗を分けるんだと思います。
【高橋裕二郎のランバージャックwithレザーベルトデスマッチ】
試合中は両陣営のセコンド各2名がリングサイドを取り囲む。選手が場外に転落した場合はセコンドがリング内に押し戻す。その際、セコンドによるレザーベルトの使用を認める。
裕二郎のセカンドに誰が付くかは発表されませんでしたが、オカダのセカンドには後藤洋央紀とYOSHI-HASHIが付きます。
このルールに決定した際、CHAOSの2人がレザーベルトを購入できるかどうかが第一関門です。
仮にレザーベルトを容易したとしても、2人がルールを把握しているかどうか疑問であり、これが第二の関門となります。
結果的にバレットクラブのセコンドに、2人ともレザーベルトで攻撃されることでしよう。
後藤とYOSHI-HASHIが蹂躙されていないか気にしながら闘う必要があり、オカダは試合に集中できない可能性もあります。
ある意味1vs5の構図になってしまうのが、最大の難関でしょう。
昨日の会見で説明されなかった部分を私なりに解釈しましたが、必ずしも正しいとは限りません。
ただ、ルールの曖昧さを活用できるかどうかが勝敗の鍵を握ると思います。
これから投票する方、Twitterのサブアカウントをお持ちの方は投票の参考にしていただけると嬉しいです。
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☆投票は「Twitterの公式アプリ」を推奨しています。
オカダ・カズチカvs高橋裕二郎戦https://t.co/74VgTON8Ga
矢野通vsBUSHI戦https://t.co/X5kZHy30Pj
小島聡vsエル・デスペラード戦https://t.co/Rnq31rbC3l#KOPW2020 #njsst
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