鈴木みのるやタイチの遺恨が団体抗争に発展しそうな予感

“独り言考察”




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行われた『デストロイヤー メモリアルナイト』。

 

多くの団体の選手が参加したこともあり、様々な遺恨が勃発しました

いや、再燃したと言う方が正しいでしょうか。

 

注目ポイントの多い大会でしたが、その中でも遺恨が再燃したのが2つの対戦カードでした。

1つは鈴木軍のタイチに対する、全日本プロレスの青柳優馬の遺恨です。

 

これが3度目となる対戦ですが、青柳がタイチをかなり意識しています。

青柳と言えば全日本の宮原健斗のパートナーして世界最強タッグ決定リーグに出場している、若手のホープです。

 

元々ジュニアの選手で2016年のスーパーJカップに出場し、1回戦でタイチと闘ったのが遺恨の始まりと言われています。

不甲斐ない内容だった青柳に対し『あんな小僧なんか当てるな。オレとやるレベルじゃない』と酷評したタイチ。

 

2017年8月に行われた「全日本プロレス45周年記念両国大会」でも、再度タイチとのシングルマッチが実現。

1年前の対戦とは打った代わり好勝負を繰り広げた青柳に対し、タイチも『あの若いのだってよ…このバカ団体よりはちょっとぐらいいいんじゃねぇか』とコメント。

 

お互いヘビー級に階級を上げてからは初めてとなった試合でしたが、青柳にとってはどうしても超えたい壁なのでしょう。

今回で3度目の試合となりましたが、タッグマッチだったこともありまだまだやり足りない印象でした。

 

試合後、青柳に対してはコメントを残しませんでしたが、Twitterでは次も匂わせるような発言をしました。

 

 

う一つの遺恨は、新日本プロレスの鈴木みのると全日本の諏訪魔の2人です。

2006年から2011年頃まで全日本プロレスを主戦場にしていた鈴木みのる。

当時、若造扱いされていたことを未だに根に持っている諏訪魔が、今回の対戦を熱望して決まったということ。

 

諏訪魔は近藤修司と、鈴木みのるは太陽ケアと組んで行われたセミファイナル。

殆どを場外で乱闘を繰り返し、収集の付かない試合になってしまった一戦でした。

 

試合はなんとか諏訪魔がケアから3カウントを奪いましたが、試合後も鈴木みのるとの乱闘は収集付かず。

バックステージでも鈴木みのるに対し、過激な挑発を口にしました。

『ふざけんじゃねえよ! ずーっとぶっ潰してやる。もの足んねえんだよ。おい、出てこいよ! 

でけえ鳥かごに入ってんじゃねえよ、お前。ああ? 出てこいよ。待ってるよ、こっちは』

引用:新日本プロレス

 

2011年の両国大会の全日本での最後の試合で、鈴木みのるはこんなコメントを残しています。

『新しい実がついたら(選手が育ったら)収穫に来てやる』

 

鈴木みのるが再び全日本に戻るかどうかは不明ですが、“新しい実”が育っていることは確かでしょう。

三冠ヘビー級王者の宮原健斗、その宮原が新世代と呼ぶ野村直矢ジェイク・リー青柳優馬は今の全日本を支える選手に育ちました。

まだ、新日本の“お宝”すべてを奪っていない鈴木軍が全日本を主戦場を移すかどうかは分かりませんが、このままでは終わらない気もしています。

 

今、新日本と全日本との合同興行が行られることは現実的ではありません。

しかし、何か他の興行で鈴木みのると諏訪魔が対戦する可能性はあるでしょう。

例えば…

タカタイチマニア

 

久しぶりにTAKAみちのくが、タカタイチマニア開催を仄めかすようなつぶやきをしていました。

 

今後、タカタイチマニアでタイチと青柳の試合や鈴木みのると諏訪魔の遺恨マッチが行われる可能性はゼロではないでしょう。

そこからさらに、団体抗争へと発展することだって考えられます。

 

最近は個別の活躍が目立つ鈴木軍。

2020年は鈴木軍の軍団として、動きがあるかもしれません。