新日本プロレスがジェイ・ホワイトの一件を初めて言及。退団の可能性は消滅か

ジェイ・ホワイト【撮影:koba】
“独り言考察”




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本時間の1月17日深夜2時過ぎ、渦中のジェイ・ホワイトが久しぶりに自身のSNSにツイートを投稿しました。

 

投稿は海外のプロレスTシャツを扱うショップの、ジェイの商品ページ一覧のURL。

Instagramのストーリーズの投稿も同様の内容でした。

 

新日本プロレス公式ホームページの「選手プロフィール欄」から名前が削除されたジェイ・ホワイト。

退団か一時的な離脱か不明な状況が続きますが、新日本が意外な形でジェイについてコメントを出しました

 

アナウンサーがジェイ・ホワイトについて言及

 

皆さんは新日本プロレスワールドで無料配信されている『NJPWWORLD NOW!』というコーナーをご存知でしょうか?

ビッグマッチの簡単な予習・復習をしたり、各シリーズについて見どころを解説するコーナーです。

新日本プロレスワールドでお馴染みのミラノコレクショA.T.さん、元井美貴さん、テレビ朝日のアナウンサーなどが担当しています。

 

その『NJPWWORLD NOW!』ですが、1月16日配信の最後にテレビ朝日の寺川俊平アナウンサーがジェイ・ホワイトの一件について言及していました。

『一個だけ。最後に気になってることがあります。気になってること。どこにもね、カード見たらジェイ・ホワイト選手の名前がないんですよ、うん。なんかちょっと嫌ですよね。ようは、イッテンロクで石井選手の垂直落下ブレーンバスターくらって敗れたところが最後ってことですよね? あそこから先、パタリとどこにも名前がないと。なんかちょっとバレットクラブという部分も含めて過去考えても、シンプルに新日本プロレスファンとして心配!心配です

なにかしらきっと名前がないって理由がどこかで出てくるんだと思うんですけどね、なんかね、次に向けた準備期間だったらいいんですけどね。新日本プロレスの中でのその動向っていうのをしっかりと追いかけなきゃいけないなと思っています』

引用:新日本プロレスワールド

※新日本プロレスワールドのリンクはこちらになります。

 

当然、寺川アナウンサーが話す内容は事前に新日本プロレスの関係者と打ち合わせしているはずです

選手の新加入や退団に付いて公になっていない情報について触れないのは、暗黙の了解になっています。

過去のバレットクラブの歴史を考えても、このタイミングで試合が組まれていないことが何を意味するのか、寺川アナウンサーは知っているということでしょう。

それでも敢えてその内容に言及することを許可したということです。

選手プロフィール欄に名前がない件こそ具体的に触れていませんが、恐らくそれも含めて『心配』と『名前がない』を強調したんだと思います。

 

ここまで読んで皆さんはどう思いましたか?

 

もしジェイの退団が決まっていたなら、こんな話はさせないですよね?

 

『NJPWWORLD NOW!』は、ファン歴が浅い方でも今後の大会を楽しんでもらうためのコンテンツなんだと思います。

後日、『退団の可能性を心配していましたが、現実のものとなってしまいました』なんて展開はありえないでしょう。

退団とは違う理由でジェイの名前がなくなっていることを理解している上で、寺川アナウンサーにジェイの話をさせたのだと思います

 

過去を振り返れば「選手プロフィール欄」から名前がなくなることは退団と同じ意味だと思っていましたが、コロナ禍の危機的状況においてこれまでの常識は通用しないという事でしょう

いや、ジェイ・ホワイトには我々の常識は通用しないということかもしれません。

これでジェイが退団ではなく、違う理由で「選手プロフィール欄」から名前を削除した可能性が出てきました。

 

本日から新しいシリーズ「Road to THE NEW BEGINNING」が始まります。

後楽園ホール大会3連戦から始まり、初日は新日本プロレスワールドの配信のみ、2戦目からはワールドとサムライTVで配信があります。

もしかしたら、この3連戦のどこかで寺川アナウンサーが実況席に入るでしょう。

そして、ジェイの名前がない事、離脱の可能性について実況するかもしれません。

結果、他の解説者もジェイの去就について話題にするでしょう。

退団するかどうか分からない選手について言及するということは、退団しないという情報が入っている可能性があるということです

 

まだ不確定要素はありますが、希望の光りが見えてきました。

今までとは違う理由で「選手プロフィール欄」から名前が消えたのでしょう。

なぜ、名前を消したのか、ジェイはいつ戻ってくるのか。

本日から始まる「Road to THE NEW BEGINNING」は、例年以上にドラマティックなシリーズとなることでしょう。

シリーズ名通り、何かが新しく始まろうとしています。