飯伏幸太は何を迷っているのか?ゴールデン・エースは解散してしまうのか…

飯伏幸太【撮影:koba】
“独り言考察”




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始まったNEVER無差別級6人タッグトーナメント。

やっと動きだすNEVER6人のベルトに期待を膨らます方も多いんだと思います。

どのチームがベルトを戴冠するのか…

 

新日本プロレス公式LINEアカウントで募集していたファン投票の結果も公表され、ご覧の順位となりました。

 

【1位】鷹木信悟&SANADA&BUSHI組( 4,502票)

【2位】後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI組(2,027票)

【3位】タイチ&ザック・セイバーJr.&金丸義信組(1,829票)

【4位】棚橋弘至&飯伏幸太&マスター・ワト組 (1,391票)

【5位】オカダ・カズチカ&矢野通&SHO組(1,231票)

 

昨日は1回戦2試合が行われ、ファン投票1位のロスインゴ組と5位のオカダカズチカ率いるCHAOS組が勝利を収めています。

試合後マイクを握ったオカダは、なんと自らプロデュースした『KOPW2020』の対戦相手に高橋裕二郎を指名。

さらにその裕二郎との試合ルールをと“1対3ハンディキャップ戦”を提案しました。

『KOPW2020』出場選手候補も、徐々に見えてきそうです。

 

 

も行われるNEVER無差別級6人タッグトーナメントの1回戦ですが、やはり気になるのはゴールデン・エースこと棚橋弘至と飯伏幸太の関係でしょう

7・12大阪城ホール大会でザック・セイバーJr.とタイチに奪われたIWGPタッグのベルト。

リマッチを狙う2人ですが棚橋の古傷である膝を狙われ、思うようにアピールできない日々が続いています。

 

最初のうちは飯伏も諦めない言葉を口にしていましたが、最近では神と崇める棚橋に対し『しっかりしてください』が口癖に。

試合後も棚橋待たずに退場し、バックステージでも2人が絡むことは殆どなく。

1人控え室に戻る飯伏を、寂しげな表情で見つめる棚橋という図が定番になっています。

 

ザックとタイチには鈴木軍入りを勧められ、飯伏の表情も明らかに迷っています。

このまま負け続けて、ゴールデン・エースは解散となってしまうのか。

そして、飯伏は本隊を去ってしまうのか…

 

昨日の後楽園ホール大会では、遂に棚橋を裏切るようタイチに命じられました。

切なそうに見つめる飯伏は、何を考えていたのか…

 

破天荒でありながら新日本プロレスイチピュアなレスラーである飯伏が、何を考え何を迷っているのか?

ひとつ言えるのは「自分で決めたことは変わらない」という信念があるということです。

 

やっぱり飯伏は棚橋とIWGPタッグを再戴冠することを諦めていないのではないでしょうか

IWGPタッグから陥落後、バックステージで口にした言葉は飯伏が自分で決めた約束であり、変わらない意志なんだと思います。

 

『必ず取り返す』

 

恐らく飯伏は、棚橋をどう活かすべきなのか迷っているんだと思います

そして、棚橋への冷たい態度は自分への不満の裏返し

 

棚橋に対し、コンディションが悪いのではないかと言ったのは飯伏です。

しかし、棚橋は本当にコンディションが悪いのでしょうか?

 

古傷の膝を狙われ、試合後はヤングライオンに肩を借りる姿が定番となっている棚橋。

解説でも休む勇気も必要と言われていますが、膝が多少悪い状態で闘う姿は今に始まったことではありません

対戦相手に常に膝を一点集中で狙われては、どんな選手でも足を引きずる展開になるんだと思います。

 

恐らく、今の棚橋はベストコンディションに近い状態です。

身体も絞り膝への負担も可能な限り少なくしています。

膝を狙われると分かっているなら、チームとしての試合の組み立ても考え直す必要があるかもしれません。

お互い闘い方を工夫すれば、ゴールデン・エース復活の糸口は見つかるはずでしょう。

 

今夜は2人の運命を左右する大事な一戦です。

トーナメント1回戦を突破すれば、IWGPタッグ挑戦も見えてくるでしょう。

今夜も後楽園ホールで2人の絆を確認してきたいと思います。

 

そして、ゴールデン・エース復活の瞬間を激写してきたいと思います。