北の大地で行われた真駒内大会2連戦が終わり、再来週の東京ドーム大会、ビッグマッチ4連戦に負けての対戦カードが一部見えてきました。
IWGPジュニア王者のエル・デスペラードにはロビー・イーグルスがVTRで挑戦表明。
11年振りにIWGPタッグを戴冠した内藤哲也とSANADAは、元王者組のタイチとザック・セイバーJr.とのリマッチを承諾しました。
この2つのタイトルマッチはいずれも東京ドームで行われるでしょう。
タイトルマッチ以外にも「オカダカズチカ vs ジェフ・コブ」、「棚橋弘至 vs KENTA」、「石井智宏 vs EVIL」がビッグマッチ4連戦のいずれかで組まれると思います。
恐らく、本日一夜明け会見が行われるか、新日本プロレスからアナウンスがあるでしょう。
一方、心配なのが飯伏幸太の体調です。
鷹木信悟と東京ドームでIWGP世界ヘビー級選手権が決まっている飯伏ですが、新型コロナウイルスワクチン接種の副反応の影響で真駒内大会両日を欠場しています。
この副反応の症状がどの程度なのかは分かりませんが、2日連続欠場したという事実は軽視できません。
今現在の体調も心配ですが、東京ドーム大会に万全な体調で挑めるのかも心配です。
私自身、ワクチン接種についてあまり詳しくないこともなり、少し調べてみました。
ワクチン接種の副反応は2回目の方が重度
私の周りにワクチンを2回接種した人はあまりいませんが、ニュース等では1回目より2回目の副反応の方が重い症状が出ているということです。
今回飯伏が接種したワクチンは1回目。
いわゆる職域接種です。
(職域接種とは1千人以上の大企業を対象としてワクチン接種。企業が医療従事者や会場を自ら確保し、職域単位でワクチン接種を進めるもの。これはグループ企業も対象になります)
下記木谷オーナーのツイートの通り、ブシロードの子会社である新日本プロレスのレスラーは、7月7日までに1回目のワクチン接種を完了しています。
ご報告。ブシロードグループのレスラーや声優が個別に呟いているのでご報告。本日でブシロード グループの希望する皆さんのワクチン職域接種1回目が完了しました。当グループは人と接触したり移動したりする人も多い事情もあり早めの対処で職域接種を行わせて頂きました。
— 木谷高明 (@kidanit) July 7, 2021
東スポの岡本記者の情報では7月6日に1回目のワクチンを接種したという飯伏ですが、2回目の接種日は1回目に準じて決まっています。
日本で多く打たれているワクチンは、大きく分けてファイザー製とモデルナ製の2つ。
ファイザー製の2回目の接種が3週間後、モデルナ製の接種が4週間後と決まっており、1回目の予約をした時点で2回目の接種日も決定します。(トペブロ調べ)
基本的には職域接種で使用するワクチンはモデルナ製なので、飯伏の2回目の接種は4週間後の8月3日ということです。
つまり、東京ドーム大会の後に2回目の接種を受ける予定であり、IWGP世界ヘビー級選手権には影響がないということになるでしょう。
東京ドーム大会前に2回目のワクチン接種をする選手はいるのか?
飯伏のIWGP世界ヘビー級選手権は大丈夫として、他の選手も大丈夫なのかは心配です。
職域接種は6月21日から始まっており、ブシロードの木谷オーナーは早めに接種を始めさせてもらったことを先程のツイートで公言していました。
『当グループは人と接触したり移動したりする人も多い事情もあり早めの対処で職域接種を行わせて頂きました』
もし6月21日から24日までにワクチンを接種した選手がいたならば、7月22日から始まるビッグマッチ4連戦前に2回目の接種を打つことになります。
接種日を新日本側が管理していれば問題ありませんが、選手個人に任せている場合は早めに接種した選手もいるかもしれません。
1回目の接種予約と同時に、2回目の接種予約日も決まるはずです。
勿論、必ず副反応の症状が出るわけではなく、無症状の選手もいるでしょう。
しかし、こればかりは誰にどんな症状がでるかは未知の領域であり、不安は尽きません。
東京ドーム大会後も「SUMMERSTRUGGLE」シリーズは続くので、試合に影響のない日など無いのも事実です。
今は各選手にあまり副反応の症状が出ないことを祈るしかありません。