今年のBOSJとWTLの出場枠は10から12へ増加か

WTLとBOSJトロフィー【撮影:koba】
BEST OF THE SUPER Jr.




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月7日に2年連続となる同時開催が発表された「WORLD TAG LEAGUE」と「BEST OF THE SUPER Jr.」(以下WTLとBOSJ)。

この時点ではそれぞれのリーグ戦が不規則に行われる大会になるとアナウンスされ、どの大会がWTLどの大会がBOSJだか分からない状態でした。

12月15日(水)両国以外の大会では、『WORLD TAG LEAGUE 2021』と『BEST OF THE SUPER Jr.28』のいずれかの公式リーグ戦のみが行われるため、各大会ごとに出場する選手が限定となります。
各リーグ戦の開催地と、出場選手・対戦カード等は、決定次第発表いたします。
※昨年は2つのリーグ戦が1大会置きに順番で交互に開催いたしましたが、今年は1大会ごと交互ではなく不規則での開催を予定しており、同じリーグ戦を連戦で行う場合もございます』

引用:新日本プロレス

 

一部ファンクラブ会員の先行予約も始まっていましたが、ようやくWTLとBOSJのそれぞれのリーグ戦をどの大会で行うかが決定しました。

合わせて11月17日の富山大会の追加開催も合わせてアナウンスされています。

 

新日本プロレスの公式ホームページでは、行われる日程順にWTLかBOSJか記載されていますが、当ブログではそれぞれのリーグ別にまとめて分類してみました。

BEST OF THE SUPER Jr.28」公式リーグ戦
①11月13日(土) 18:30試合開始
東京・後楽園ホール
②11月15日(月) 18:30試合開始
東京・後楽園ホール
③11月18日(木) 18:30試合開始
長野・長野運動公園総合体育館
④11月21日(日) 16:00試合開始
愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)
⑤11月24日(水) 18:30試合開始
東京・後楽園ホール
⑥11月27日(土) 18:00試合開始
神奈川・藤沢市秋葉台文化体育館
⑦11月29日(月) 18:30試合開始
東京・後楽園ホール
⑧12月3日(金) 18:30試合開始
埼玉・所沢市民体育館・メインアリーナ
⑨12月5日(日) 15:00試合開始
静岡・ツインメッセ静岡
⑩12月8日(水) 19:00試合開始
愛媛・八幡浜市民スポーツセンター
⑪12月11日(土) 17:00試合開始
兵庫・アクリエひめじ

※BOSJが行われる大会にWTL参加選手の出場はなし

 

「WORLD TAG LEAGUE 2021」公式リーグ戦
①11月14日(日) 18:30試合開始
東京・後楽園ホール
②11月17日(水) 18:30試合開始
富山・富山産業展示館・テクノホール西館
③11月19日(金) 18:30試合開始
長野・松本平広域公園(信州スカイパーク)体育館
④11月23日(火・祝) 18:00試合開始
神奈川・カルッツかわさき
⑤11月28日(日) 16:00試合開始
千葉・東金アリーナ
⑥11月30日(火) 18:30試合開始
東京・後楽園ホール
⑦12月2日(木) 18:30試合開始
埼玉・ウイング・ハット春日部
⑧12月4日(土) 18:30試合開始
山梨・アイメッセ山梨
⑨12月7日(火) 18:30試合開始
岡山・ジップアリーナ岡山
⑩12月9日(木) 19:00試合開始
愛媛・アイテムえひめ
⑪12月12日(日) 17:00試合開始
広島・広島グリーンアリーナ

※WTLが行われる大会にBOSJ参加選手の出場はなし

 

大会日数が増加した理由

 

12月15日(水)の両国国技館大会で、両リーグの優勝決定戦が行われる日程です。

ご覧の通り優勝決定戦を除くと、BOSJもWTLもそれぞれ11大会(合計23大会)となっています。

昨年は両リーグと優勝決定戦合わせて17大会で、細分化するとBOSJとWTLそれぞれ9大会行っています。(開幕戦と最終戦は同時開催)

 

昨年から大会数が増えたことにより、考えられる変化は2つ。

1つは昨年踏襲の10選手(チーム)の総当たり戦のまま、1大会5試合だった試合数を一部細分化するということ。

一部の大会でこの5試合を2試合にしたり、3試合にしたりするという可能性です。

しかし、これはメリットが少なく得策ではありません。

 

もう一つの変化は、出場選手(チーム)が増える可能性です。

それぞれのリーグ戦が11大会あるということは、12選手(チーム)による1リーグ制の総当たり戦が可能になります

12選手(チーム)によるリーグ戦は、全66試合の公式戦です。

毎大会6公式戦を行えば、11大会で丁度66試合を消化できる計算になります。

ということは今年のBOSJとWTLは、昨年より2枠増えた全12選手(チーム)になる確率が高いということでしょう

 

今年のBOSJ及びWTLは12選手(チーム)参加か!?

 

こちらは昨年のBOSJ星取表です。

BOSJ27星取表【作成:koba】

 

昨年のBOSJで言えば、金丸義信、YOH、タイガーマスクが怪我や病気で欠場していました。

上村優也は海外遠征へ旅立ったので、金丸、YOH、タイガーマスクが入れば丁度12人。

さらに昨年不参加のエル・ファンタズモが入る可能性も考えられます。

 

こちらは昨年のWTL星取表です。

WTL2020星取表【作成:koba】

 

昨年から大きく変わる点は、ヘナーレがユナイテッド・エンパイア入りしているので、棚橋弘至とのタッグは解消という点です。

ヘナーレは現在欠場中、棚橋も現USヘビー級王者なので、2人揃って不出場の可能性もあります。

 

またSANADAのパートナーも不透明です。

昨年タッグを組んだ鷹木信悟はIWGP世界ヘビー級王者であり、WTLには参加しない可能性が高いでしょう。

となると内藤哲也がパートナーとなりますが、左膝の怪我でいつ復活できるか分かりません。

このままならロスインゴ勢のWTL参加はないでしょう。

 

その代わり、先日帝国入りしたオージー・オープンとグッドブラザーズの来日に期待がかかります。

 

現状では外国人の新規入国は規制されていますが、11月なら一部緩和されている可能性はあります。

恐らく、出場チームの発表はギリギリになることでしょう。

いずれの2組の来日が難しくとも、鈴木みのるとランス・アーチャーのコンビが日本で復活するなら、豪華なリーグ戦になることは間違いありません。

アメリカ・ダラス大会に続き、日本でもこのタッグが実現するかに注目したいと思います。

 

現在ヘビー級のシングルリーグ戦で盛り上がりをみせる新日本ですが、2ヶ月後のジュニアとタッグのリーグ戦も大いに期待が持てそうです。

 

G1クライマックス星取表 “特設ページ”