ウィル・オスプレイがまたしても疑惑の判定の餌食に

ウィル・オスプレイ、ジョン・モクスリー、棚橋弘至、ジュース・ロビンソン【撮影:koba】
タイトルマッチetc




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本時間の5月15日、ワシントンD.C.で行われた新日本プロレスのアメリカ大会「Capital Collision」。

今大会はNJPW WORLDにてPPVで配信されました。

 

注目はなんと言ってもメインイベントで行われたIWGP USヘビー級選手権。

元々はジョン・モクスリーが棚橋弘至に挑戦表明していましたが、バレットクラブ入りしたジュース・ロビンソンがその棚橋を強襲。

疑惑の判定でモクスリーに敗れたウィル・オスプレイが、4WAYマッチを要求しました。

 

この要求が通り、ワシントン大会で実現。

試合開始前には引退したタイガー服部元レフリーが登場し、立会人としてタイトルマッチを見守ることとなりました。

 

ウィル・オスプレイがまたしても疑惑の判定の餌食に

 

ここからは試合のネタバレが含まれますので、ご注意ください。

 

4WAYマッチは通常ルールの設定でしたが、ノーDQとも取れるラフファイトが繰り広げられました。

試合終盤、オスプレイをグランドでスリーパーに捕えるモクスリーへ、棚橋が2人まとめてハイフライフローで迎撃。

 

その後、勝機をジュースに邪魔された棚橋でしたが、テーブルにモクスリーを寝かせての場外ハイフライフローで、リング上はオスプレイとジュースの2人だけになります。

ダメージの残るジュースにヒドゥンブレードを狙うも、レフリーを利用しこの攻撃を回避。

レフリーが背後を見せている間に、ジュースはオスプレイにローブローを繰り出しました。

 

しかし、このシーンをよく見ると、ジュースのローブローを振り返ったレフリーが視界に入ったようにも見れます。

この直後、ジュースが新技ブラッド・フォールを繰り出しオスプレイから3カウントを奪い勝利するも、ここにも疑惑のシーンがありました。

3カウントがマットに叩かれる前に、オスプレイは片足をロープより外に出しています。

カウントの際、身体の一部がロープより外に出ている場合は、カウント無効になるルールのはずです。

解説の柴田勝頼も指摘していましたが、試合後ダメージが深いオスプレイも明日が外に出ていたことを強調。

恐らく、オスプレイはまたこの疑惑の判定に対し、猛抗議を敢行することでしょう。

オスプレイの抗議の結果、どんなドリームマッチが組まれるか…

 

バレットクラブにUSヘビーのベルトをもたらしたジュースですが、現在新日本プロレス本隊に属するタマ・トンガが同タイトル挑戦を表明しています。

『そのUSヘビーのベルトは俺のものだ』

 

6月の大阪城ホール大会「ドミニオン」でUSヘビーのタイトルマッチが組まれることになるのか。

もしかしたら、今度も3WAY、4WAYになる可能性はあるでしょう。