G1前日会見で事件勃発!ゲイブ・キッドが暴走し強制退室処分に

ゲイブ・キッド【撮影:koba】
真夏の祭典『 G1 CLIMAX 』




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月15日に北海道で開幕するG1クライマックスに先駆け、前日に公開記者会見が開催されました。

ABEMAのみでライブ放送された会見ですが、NJPW WORLDでは後日配信とのこと。

会見では出場選手が正装や普段着で集まり、各々G1に対する意気込みを語りました。

 

G1に賭ける意気込みを語った選手、ユーモア溢れるスピーチで笑いを誘った選手と様々いましたが、中でも予想外な行動を取ったのは初出場を果たしたバレットクラブのゲイブ・キッドです。

スピーチでは日本でのコロナ禍による制限された生活を“監禁”と例え、怒りを露わにしました。

“Real talk, name me one wrestler who went in 16 months from being locked up and sectioned to being in the G1? There’s only one, War ready Gabe Kidd. I’ve already won this. In fact-”

『やっと俺の番が来たな。(※といいながら前へ進むが、手にしていたペットボトルを足元に投げつけると、オカダから「Yeah!」と声が飛ぶ。そのオカダに詰め寄ってにらみつけ『お前たちうるさいな。黙ってろ。すべてのヤツらをぶっ飛ばしてやるから待ってろよ』と一喝する。改めて「ALL RIGHT」と言ったところで、またしてもオカダから「Yeah!」の声が飛ぶ。そのオカダを一瞥してから)

「G1」の話をしたいのか?そんなのどうでもいいけど、この16カ月間、ずっと俺たちを虐げてきて、ようやくこの「G1」だ。WAR READYはいつでもREADY。すでに準備万端だ。こんなの当日まで待ってられるか。今やってやるよ!

引用:njpw1972.com /新日本プロレス

 

ゲイブのスピーチ中も場内は和やかなムードでしたが、スピーチ後マイクを起き突如として辻陽太に飛び掛かります。

座っていた辻は当然転倒。

辻を急襲した直後、今度は清宮海斗を襲います。

この騒動にスタッフが止めに入ると、ゲイブはこのまま強制退場。

場内が騒然となったのは言うまでもありません。

 

ゲイブがなぜ辻を襲ったのかは分かりませんが、恐らく事前に公開されたインタビューが原因なのでしょう。

誰でもG1に出場できるんだなっていう選手のうちの一人と見下し、LA道場のメンバーや師である柴田勝頼も侮辱していました。

 

4ブロックの中でも最注目のAブロックですが、その話題の中心にいないこと、ライバルに言いたい放題いわれていたことに腹を立てていたのでしょう。

会見で見せた怒りは、リング上でさらに爆発させるはずです。

現IWGP世界ヘビー級王者のSANADA、令和闘魂三銃士、元GHCヘビー級王者の清宮海斗、ジェイ・ホワイトを破ったヒクレオなど注目選手が多いAブロックですが、最も注目すべき選手はゲイブ・キッドかもしれません。