本日から始まる「G1 CLIMAX 30」北海道大会2DAYS。
開幕の大阪大会に引き続き盛り上がること間違いなしの北海道大会ですが、個人的にこの2つのカードに注目しています。
石井智宏 vs ウィル・オスプレイ
鈴木みのる vs タイチ
今G1クライマックスは初選出の選手はいませんが、気になる同門対決がいくつもあります。
肉体改造に着手したオスプレイは、初戦の高橋裕二郎戦で変わらぬ身体能力を披露しました。
次は進化したパワーがどれほどか見せてくれるでしょう。
初戦黒星スタートとなった石井は、同門対決だろうと遠慮することはありません。
ましてやNEVER6人ダッグでSHOの下克上を許さなかっただけに、パワーアップしたオスプレイだろうと負ける訳にはいがないでしょう。
石井が見せる気迫に期待です。
そして、最も気になる同門対決の1つが、鈴木みのるとタイチの同門対決でしょう。
10年来の仲間である2人ですが、既にヒートアップしています。
コブに逆転勝利のタイチが“白星”ゲット!
9.23札幌、鈴木みのる戦へ不敵なメッセージ!
「いつまでもお前の知ってるタイチじゃねーんだ。お前に俺を殺す実力があんだったら、やってみろ」
「これは俺とヤツの10年間の闘いだ…」
☆コメント全文は
⇒https://t.co/MIBwQ0YE9S#G1CLIMAX30 pic.twitter.com/vZjfClkDYa— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 19, 2020
2人の対決には以前の記事でも触れているので、こちらをご覧ください。
今年のG1クライマックスの目玉になりそうな同門対決ですが、今後も何試合か続きます。
まず、各ブロックをユニットごとに分けてみました。
Aブロック | |
本隊 | 飯伏幸太 |
CHAOS | オカダカズチカ、石井智宏、ウィル・オスプレイ |
ロスインゴ | 鷹木信悟 |
鈴木軍 | 鈴木みのる、タイチ |
バレットクラブ | ジェイ・ホワイト、高橋裕二郎 |
その他 | ジェフ・コブ |
Bブロック | |
本隊 | 棚橋弘至、ジュース・ロビンソン |
CHAOS | 後藤洋央紀、矢野通、YOSHI-HASHI |
ロスインゴ | 内藤哲也、SANADA |
鈴木軍 | ザック・セイバーJr. |
バレットクラブ | KENTA、EVIL |
全部で10試合以上ある同門対決ですが、中でも注目している同門対決を赤字にしています。
内藤哲也 vs SANADA
10・1長岡大会のメインは内藤哲也 vs SANADAのロスインゴ対決です。
この試合がリーグ前半戦で実現したのは意外でした。
まだ内藤に勝ったことのないSANADAは、G1初制覇を成し遂げる為にも、絶対勝つ必要があるでしょう。
それがSANADAのホームである長岡なら、尚更です。
内藤越えを果たしたSANADAが、どんな景色を魅せるのか。
長岡でのロスインゴ対決に、期待は高まるばかりです。
EVIL vs KENTA
アオーレ長岡でもう一つ注目の同門対決は、バレットクラブの日本人対決です。
今年ロスインゴを裏切りバレットクラブ入りしたEVILは、まだ海外にいたバレットクラブメンバーと対面していません。
今G1は前哨戦がないことから、この日の公式戦が初対面となります。
同門対決となる両者がどんな反応を示すのか?EVILの勝利にディック東郷は加担するのか?試合後、Too Sweetポーズをするのかどうか…
手ぶらのEVILの行く末を左右する危険な初遭遇です。
後藤洋央紀 vs YOSHI-HASHI
10・8岡山大会で行われる同門対決は、CHAOSの後藤とYOSHI-HASHIです。
NEVER6人ダッグ王者である2人ですが、CHAOS対決だから魅せれる景色を披露してくれるはずです。
G1初戦でNEVERのベルトを巻いて登場したYOSHI-HASHIは、その理由に後藤と石井よりリングの上で輝く為と豪語しています。
2人の対決は真っ向勝負となるだけに、期待値以上の試合になるでしょう。
オカダカズチカ vs 石井智宏
10・13静岡大会で実現するのはオカダ対石井の一戦です。
私の記憶が定かであれば、石井がオカダに買った試合は2016年のG1クライマックス。
あれから4年間、石井はオカダに勝てていません。
前シリーズの後楽園ホール大会のバックステージで “乗り越えるべき壁” と語ったのは、オカダの事でもあるでしょう。
オカダから勝利しなければ、優勝決定戦に進むことも難しいと思います。
私はオカダ戦の勝利、石井の優勝決定戦進出に期待しています。
オカダカズチカ vs ウィル・オスプレイ
Aブロック最終戦となる10・16両国国技館大会で対戦するのは、オカダカズチカとウィル・オスプレイです。
何度かオカダと闘っているオスプレイですが、未だ勝利したことはありません。
しかし、ヘビー級に転向してからは初対決となります。
今まで様な試合結果にはならないでしょう。
リーグ最終戦という心身ともにギリギリの状態となりますが、肉体改造した身体で試合勘を取り戻しているだろうオスプレイがどんな闘いを見せるのか気になるところです。
優勝候補である2人は、勝てばリーグ突破の可能性を残す試合になると思います。
オカダが意地を見せるのか、オスプレイがオカダ越えを果たすのか…
見所満載のリーグ戦、ドラマティックな闘いになるのもG1クライマックスの醍醐味です。
そして、最も過酷なリーグ戦が姿を見せるのはこれからでしょう。
全員が無事完走できることを祈るばかりです。