後藤洋央紀にアクシデント!残りのG1クライマックス出場へ黄色信号

後藤洋央紀【撮影:koba】
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1クライマックス長野大会の第3試合でアクシデントが起こりました。

試合開始早々、シェイン・ヘイストのドロップキックを受けた後藤洋央紀は、立て続けに串刺しゼロ戦キック、キャノンボールを受けたあと悶絶。

異常なまでに苦痛な表情を見せた後藤は、明らかに何処かを痛めたのでしょう。

その後も、シェイン・ヘイストの攻撃に防戦一方でしたが、一瞬の隙を突き後藤弍式で勝利を納めました。

 

バックステージでは言葉少なめに『トラブル発生。G1らしくなってきた』と、本人も異常が発生したことを認めました。

 

長野大会から一晩明け、早朝に後藤がSNSにレントゲン写真を投下。

骨は折れていないということですが、専門の知識がないだけにこの写真がどんな状況なのかは分かりません。

ただ、あれだけ痛みに顔を歪めたのですから、怪我を負ったということでしょう。

 

ちなみに、一つ前の試合は内藤哲也戦で、17分を越える激闘の末、敗れてしまいました。

この時、既に痛めていたかどうかは分かりませんが、バックステージではコメントを残していません。

 

今夏のG1クライマックスは8人によるリーグ戦。

昨日の時点で公式戦は3つ終わっており、まだ4戦残っています。

事前は7・26後楽園ホール大会でアレックス・コグリン戦。

今年バレットクラブ入りしたコグリンなら、後藤の痛めた脇腹に狙いを定めるかもしれません。

 

コグリン戦の後は7・30愛知大会で棚橋弘至との公式戦を控えています。

しかも、棚橋戦はメインイベントです。

今夏のG1で唯一の大事なメインイベント。

可能限り万全な体調で臨みたいところでしょう。

コグリン戦1試合だけでも負傷欠場できれば良いのですが…

 

一方でここまでの後藤の成績は2勝1敗。

このまま勝ち続ければ決勝トーナメント進出の可能性は十分あります。

さらに後藤は、リーグ戦負けなしのザック・セイバーJr.とジェフ・コブとの試合を残している状況です。

Dブロックの行方を占うキーパーソンとも言えます。

G133星取表【作成Koba】

 

そもそも、骨折をしていないものの試合に出場できる状態かどうかは分かりません。

もしかしたら、ドクターストップがかかる可能性もあるでしょう。

 

過去を振り返れば、リーグ戦途中で公式戦を1試合欠場し、その後再びリーグ戦に復帰したケースもあります。

2015年の中邑真輔を襲ったアクシデントですが、結果その年は中邑は優勝決定戦に駒を進めていました。

G1に怪我が付き物であり、後藤の言う『G1らしくなってきた』というのも納得ですが、無理はして欲しくないというのが、多くのファンの願いでしょう。

果たして、次戦のコグリン戦に後藤は出場するのかどうか…

後楽園ホール大会までの数日で奇跡が起こることを願うばかりです。