出場濃厚選手のG1ブロック分けはA・Bどちらになるのか?【新日本プロレス】

撮影トペブロ管理人
真夏の祭典『 G1 CLIMAX 』




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から一部大会のファンクラブ先行予約が始まる、新日本プロレスの「G1 CLIMAX 30」。

先行して予約が始まるのは北海道2DAYS、神戸、愛知、浜松の合計5大会になります。

詳しくは、以前の記事にまとめてあるのでご覧ください。

 

ファンクラブ会員の中には、推しの選手を会場で応援するためにチケット先行予約するファンもいるでしょう。

しかし、今の段階ではG1クライマックスに出場できるかどうか、そしてAブロックなのかBブロックなのか分かりません

 

昨日、新日本プロレスのオフィシャルプロモーターが9・27神戸大会のポスタービジュアルをアップしていましたが、恐らくこのポスターに載っている選手はG1出場が濃厚なんだと思います。

 

ポスターのビジュアルになっている選手は、ご覧の8人。

上から内藤哲也オカダカズチカ飯伏幸太棚橋弘至EVILSANADA鷹木信悟後藤洋央紀

この8人の中で『この選手はどのブロックなのだろう』というツイートをよく見かけるのが、神宮大会で二冠戦に挑む内藤哲也です。

今年もG1に出場するだろう内藤が、Aブロックなのか、Bブロックなのかいくつかのデータを基に考えてみたいと思います。

 

過去9年間のブロック動向

 

内藤が初めてG1に出場したのは2010年。

初出場から10年連続出場しています。

2010年Aブロック2015年Aブロック
2011年Aブロック2016年Bブロック
2012年Bブロック2017年Aブロック
2013年Bブロック2018年Bブロック
2014年Bブロック2019年Bブロック

 

直近5年間ではAブロックの確率が40%、Bブロックの確率が60%。

過去10年間でもAブロックの確率が40%、Bブロックの確率が60%でした。

Bブロックになる確率が若干高いですが、このデータだけではなんとも言えません。

 

G1開催時のIWGPヘビー級王者のブロック

 

9・29神宮大会で二冠戦に挑む内藤は、王者EVILに勝てば二冠チャンピオンとしてG1に臨むことになります。

過去、G1クライマックス開催時にIWGP王者だった選手が何ブロックだったか調べてみました。

’10年真壁刀義(A)’15年オカダカズチカ(B)
’11年棚橋弘至(A)’16年オカダカズチカ(A)
’12年棚橋弘至(A)’17年オカダカズチカ(B)
’13年オカダカズチカ(A)’18年ケニー・オメガ(B)
’14年AJスタイルズ(B)’19年オカダカズチカ(A)

 

直近5年間でIWGPヘビー級王者がAブロックだった確率は40%、Bブロックだった場合の確率は60%。

過去10年間でIWGPヘビー級王者がAブロックだった確率は60%、Bブロックだった場合の確率は40%でした。

このデータだけでも、IWGP王者がどのブロックになりそうか判断はできません。

 

では、IWGPヘビー級王者として挑む初めてのG1はどのブロックになることが多いのか?

神宮大会で二冠戦を闘う内藤もEVILも、どちらが勝っても初めてIWGP王者として挑むG1になります。

 

【オカダカズチカの場合】

IWGPヘビー級王者として初めて挑んだ2013年のG1はAブロック

【棚橋弘至】

IWGPヘビー級王者として初めて挑んだ2009年のG1はAブロック

【真壁刀義】

IWGPヘビー級王者として初めて挑んだ2010年のG1はAブロック

【AJスタイルズ】

IWGPヘビー級王者として初めて挑んだ2014年のG1はBブロック

【ケニー・オメガ】

IWGPヘビー級王者として初めて挑んだ2018年のG1はBブロック

 

過去10年間のデータを調べましたが、どちらのブロックにもなる可能性があります。

ただし、IWGP王者として初めてG1に臨んだ日本人選手はAブロック、外国人レスラーはBブロックに偏りました

過去10年のデータ通りなら、神宮大会の二冠戦の勝者がAブロックになるかもしれません。

 

なお、IWGPヘビー級王者がG1開催前に防衛戦を行った相手とはブロックが分かれるかどうかも調べてみました。

’14年 5・25横浜AJスタイルズ、オカダカズチカ(A)
’15年 7・5大阪AJスタイルズ(A)オカダカズチカ(B)
’16年 6・19大阪オカダカズチカ(A)内藤哲也(B)
’17年 7・7アメリカCody(不参加)オカダカズチカ(B)
’18年 6・9大阪オカダカズチカ(A)ケニー・オメガ(B)
’19年 6・9大阪オカダカズチカ(A)クリス・ジェリコ(不参加)

 

このデータを見ると、2015年以降G1直前のIWGPヘビー級選手権を闘った両者は違うブロックになる傾向があります。

これはタイトルマッチを闘った両者が、G1で再び闘うという連戦を避けるためでしょう。

恐らく、内藤とEVILは別なブロックになると思います

 

例年のロスインゴの組み合わせ

最後に、内藤率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが毎年どんなブロック分けになっているか調べました。

 

【2016年】

Bブロック:内藤哲也、EVIL

【2017年】

Aブロック:内藤哲也

Bブロック:EVIL、SANADA

【2018年】

Aブロック:EVIL

Bブロック:内藤哲也、SANADA

【2019年】

Aブロック:EVIL、SANADA

Bブロック:内藤哲也、鷹木信悟

 

パレハが増えてからのロスインゴは、毎年組み合わせが前年と違います。

特に内藤に関しては、2年連続同じパレハとは同ブロックになっていません。

今回調べたデータを総合的に分析すると、今年は内藤とSANADAが同ブロック、EVILと鷹木が同ブロックになるのではないでしょうか

 

これから言うことに関してはデータは一切ないので、完全に憶測です。

もしジュニア勢である高橋ヒロムがG1にエントリーできるなら、EVIL、鷹木と同じブロックになると思っています

旗揚げ記念日大会で闘う予定だった2人が、G1の公式戦で初対決になるとは思えません。

リーグの開幕と最終戦がEVILと鷹木なら、それだけで鳥肌が立ちそうなスケジュールになりそうです。

 

推しの選手がどちらのブロックになるかは、チケットを購入するファンにとって死活問題でしょう。

本日のファンクラブ先行予約前に、ギリギリまで迷うファンも多いのではないでしょうか。

あくまでデータ上なので参考程度にしていただけると助かります。

また、この記事の評判が良ければ他の選手のブロック分けに関しても考えたいと思います。