3・25ロス大会のゴールデン☆ラヴァーズ vs ヤングバックスに、感動し涙したファンも多いでしょう。
十年来の親友であるケニーとヤングバックスは、どちらが世界一のタッグチームであるかを証明するために闘いました。
試合を通して複雑な心境で闘うケニーとヤングバックスの3人。
技を躊躇することも多く、普段とは違うペースでの試合運びに、通常ならあり得ない連携ミスも起きました。
この一戦で年間ベストバウトを目論んでいたケニーとしても、終わってみれば納得いかないクオリティだったと思います。
試合後ケニーが握手を求めるも、マットはそれを拒否し2人の溝が埋まることはありませんでした。
この試合の前日談と後日談はBeing The Elite Ep98で語られており、具体的な内容は『ホーホケキョ。』さんのブログで翻訳されています。
Being The Eliteを見て、さらに今後の展開が気になる方も多いでしょう。
しかし、この試合展開に異議を唱える男がいます。
それは試合に出ていた張本人…
飯伏幸太
『試合か始まったら試合を全力でしてほしい』とは、盟友ケニー・オメガのことでしょう。
急遽組まれた試合ではないのだから、気持ちを整理して試合に望んで欲しかったというのが、飯伏の本音です。
ここに来て飯伏のプロレス観とケニーのプロレス観に、差異が生まれました。
当初の計画通りなら、G☆LとしてIWGPタッグのベルトを目指す展開になるはずです。
しかし、試合を重ねれば重ねるほど、小さな綻びは大きくなるのではないでしょうか。
そんなプロレス観の違いを感じるのは、飯伏だけではないはずです。
G☆L再結成は喜ばしく、そして魅力的なチームですが、“ザ・クリーナー”の時のケニーが見れなく寂しさを感じているファンも多くいます。
今後もまだまだバレットクラブの内紛は続くでしょう。
その都度、codyが良からぬ企みをするはずです。
しかし注目すべきは、ケニー&飯伏の相手が誰になるのかということ。
バレットクラブの他のメンバーと闘うこともあるでしょう。
最終的には…
ゴールデン☆ラヴァーズ vs cody&マット・ジャクソン
なんてカードが組まれる予感がします。
そしてcodyを追放し、以前のバレットクラブの関係に戻るかもしれません。
でもその時は…
飯伏とケニーが、別々の道を歩む時だと思います。